企業経営

SE会計士のブログ




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2006年05月06日(Sat)▲ページの先頭へ
連休明けの事故
 ゴールデンウイークは、楽しめましたでしょうか?
なかなか長期の休日というのは、取る機会が少ないので、どうしても家族サービスなどをこの期間に集中的にやることになります。また、混雑を避けてゆっくりすごすのも良い考えですが、この場合、逆にダラダラすごしてしまいがちです。

ところで、気をつけたいのが休み明けの月曜日です。

月曜日というのはまだ調子が出ないので、事故などの発生率が結構多いそうです。
そういえば、去年のJR西日本の大事故も月曜日でした。また偶然でしょうが、阪神大震災も月曜日に起きています。ブラックマンデーというのもありましたね。

ブルーマンデーといって、憂鬱な気分になるのも月曜日です。
http://www.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/kenkou/selfcheck/331374

休日明けは気を引き締めていきましょう。



2006年04月15日(Sat)▲ページの先頭へ
待ち時間
 飲食業や特定のサービス業にとって、お客様の待ち時間というのは、大変気になるものです。
 ある程度の適度な待ち時間は、必要でしょうし。行列ができることで逆に宣伝効果があるケースもあります。
 ただ、あまり長い待ち時間はクレームにつながりますし、企業の評判を下げることにもなりかねません。経営者にとって頭の痛い問題です。

 待ち時間の解消の有力な方法の一つが、予約制ですが、これをやったからといって、待ち時間問題がなくなるわけではありません。とくに、飛び込みの人をある程度許容している場合や、思わぬ手間取りなどで、段取りが狂うと、ガタガタになる危険も残っています。細かな決め事が必要です。

待ち時間の解消方法としては、一般に、次の方法が有効です。

1、コントロールタワーをきちんと機能させる。
受付、予約、待ち時間をコントロールする担当者の能力によって、この問題はかなり解決します。

2、声をかける。
「お待たせしてすみません。あと○○分ぐらいで、お席についていただけますので今しばらくお待ちください。」「お待たせしました」の一言を

3、予約制は細かく。
一人30分とか荒っぽい予約制ではなく。たとえば15分刻みにして、このメニューなら2コマ、このメニューなら1コマといったように小刻みに予約を取ることで、ずいぶん待ち時間が解消されます。

4、段取りが狂ってきたときのフォロー体制の確立
 段取りが狂ったときに、誰が指示して、誰がフォローに入るのかを決めておく

5、情報技術の活用
 オンライン予約システム、メールによる予約受付、待ち時間表示など利用できそうなシステムがいくつかあります。


2006年04月14日(Fri)▲ページの先頭へ
経済学は仕事に役に立つのか?
 先日、テレビでミナミの帝王(なぜか、土曜日の午後はこれがやってる)を見ていると、萬田(竹内力)の手下がある場面で、結構、役立つことを話した。そこで、萬田が「おう、おまえ結構勉強しとるやないけ!」というと、手下が「最近はサミュエルソンの”経済学”読んで勉強してまっさかい」と・・・

 本格的な経済学を勉強しても、たぶん萬田銀次郎のようなやり手の仕事人にはなれません。むしろ、萬田に引っ付いて、彼の仕事のやり方、場面場面での判断、行動を見て学ぶほうが、絶対に役に立つと思います。

 もともと、経済学は経国済民(けいこくさいみん)といって、国を経め(おさめ)民を救うための学問です。したがって、個人の金儲けの学問ではありません。また、サミュエルソンのような本格経済学は、経済行動を数式モデルに乗せて、経済事象を説明するもので、かなり抽象的な学問です。具体的な経営判断の場面ではあまり役に立ちません。

 経済学については、次のことぐらいを頭においておき、日々の経済情報をよむ前提知識としてもっておけば、実務家としては十分だと思います。
(ほとんど、経験的にご存知のことだと思います)


1、景気は良くなったり悪くなったりを繰り返す(景気循環)

2、設備投資、公共投資、減税、輸出、人々の消費増により景気は良くなる
3、設備投資、公共投資が減り、増税、輸出減少、人々の消費減で景気は悪くなる(有効需要)

4、利息が安いと、人々はお金を借りて、設備投資等を増やすこともある。
(ゼロ金利状態は、その効果がない状況)

5、インフレは程々が望ましい

6、需要と供給のバランスで値段が決まる市場がいくつかある。(株式市場、生鮮食料品のせり市、商品市場、先物市場などオークションができる場 完全市場)
7、そうじゃない市場も多い(独占、寡占、ブランド、価格規制、数量規制、、、、不完全市場 むしろこちらが普通です)



2006年03月16日(Thu)▲ページの先頭へ
中小企業は民主的に経営してはいけない!
 日本の商法では、会社は、民主主義に近い構造をしています。
国会=株主総会、内閣=取締役会、総理大臣=社長、裁判所=監査役(会)
これにより、社長によるワンマン経営を抑え、叡智を集めるという建前になっています。
また、ライブドア事件のような経済事件がおきるたびに、「社長○○のワンマン経営がこのような事態をまねいた・・・」という記事がマスコミをにぎわせます。

なるほど、大きな企業では、社長の周りにイエスマンしかいないようなところでは、とんでもない経営がなされる危険が高いような気もします。

ところが、中小企業の場合は、まったく違います。

社長が、民主的経営ということで、周り(他の役員、オーナー、従業員)の意見を聞きながら、経営をやっていては、激変する企業環境に対応するには遅すぎます。
そんなひ弱な経営では、ただでさえ経営基盤の弱い中小企業は、すぐにつぶれされてしまいます。

むしろ、経営者が、積極的に意思決定を行い、スピーディーに顧客ニーズに対応してこそ、中小企業の生き残る道があります。

ただし、経営者は、自ら、すべての顧客に接することはできません。そのため、顧客の接点にいる、従業員(営業)の意見を参考にしないといけません。また同様に経営者は、生産現場に張り付くわけにもいきません。そのため、生産現場にいる現場作業員の意見を参考にすることも、とても大切です。(顧客思考、現場思考)

そのうえで、最後の意思決定は、将来を見据えた経営者が孤独に、かつスピーディーに行わないと、中小企業は生き残れないのではないでしょうか。


2006年02月18日(Sat)▲ページの先頭へ
情報の価値
 昔関西にあった阪急ブレーブス(現オリックス)という球団に福本という野球選手がいました。福本選手は野球選手としては、小柄であったにもかかわらず1065の盗塁、2500本安打を達成した大選手です。
たしかに、福本選手は俊足ではありましたが、福本選手以上に足が早い選手はいくらでもいました。また、体格に恵まれながら、凡庸な記録で終わる選手の方がはるかに多かったと思います。

なぜ、福本選手は大記録を達成できたのでしょうか。

 それは、彼が、投手の投球のクセなど貴重な情報を発見して、それを最大限に生かしたからです。情報のもつ力、活用方法をもっともよく知っていたからでした。福本選手が、若手のころ、某投手の投球にクセがあることをうっかりマスコミに話してしまったことがあるそうです。その投手は、すぐに、そのクセを修正したため、その年、福本選手は大苦戦したようです。その後、福本選手はそうした情報を漏らすことは決してありませんでした。

 情報の価値は、情報をたくさん集めることではありません。情報力とは「重要な情報を自分だけが知っていて、他社が知らない」という情報量の差を最大限に生かす力のことです。

情報化というと、とかく、コンピュータやネットワークなど道具に頼りがちですが、情報というもの価値を取り違えると、あなたの集めた情報は、経営に何の価値も与えないことを、常に心がけてください。


2006年01月25日(Wed)▲ページの先頭へ
起業して失敗する人
 脱サラして、事業を起こす人は、何人もおられますが、その中で「このパターンの人は危険」と思うタイプの人がいます。それは、「何事にも形から入ろうとする人」です。

 たとえば、ゴルフを始めたら、クラブからウエアーから靴から何から何まで完璧によい道具をそろえてしまうような人です。

 このタイプの人が、ビジネスを始めると「まず、会社なんだから事務所がないと・・・受付の人もやとわないと・・・営業用の車とコンピュータもいるし・・・肩書き、社名はなんにしよう・・・」という外見ばかりが気になっていくようです。そして、肝心のお客さんをどうやって集めるのか?よい商品をどうやって手に入れるのかといったことがスコーンと抜けていたりします。

 起業したときは、お金があまり潤沢でないことが多いですので、このような支出を先行させる経営は大変危険です。むしろ、収入の目処をつけてから支出を考えるべきです。

 「お客さんが○○件になったら、事務所を借りよう」「○○の件が受注できたら、パートの事務員さんを雇おう」という風に考えるようにしてください。

 ”損して得取れ”という言葉がありますが、この戦略で成功するのは、すでにベースとなる事業が完成している場合に限ります。起業したばかりの人がとるべき戦略ではありません。

※もっとも、自己を奮い立たせるために、あえて、大きな事務所をバーンと借りたりする人もおられます。それで成功する人もいるので、商売というのは不可思議なんですが。ただ、そうした人は、緻密な計算をしたうえで、あえてやっているので、安易に真似するべきではないでしょう。


2006年01月20日(Fri)▲ページの先頭へ
大野耐一の改善魂
 今年の正月休みに「大野耐一の改善魂」日刊工業新聞社 という本を読ませていただきました。
 大野耐一氏は、トヨタのかんばん方式を築いたひとです。
 トヨタのかんばん方式は、学生時代から何度も勉強させていただき、トヨタの工場にも生かせていただきました。自働化、ジャストインタイムなどの用語は何度も目にしましたが、常に新しい発見があります。

 ○○経営、××式経営など毎年のように目新しいカタカナ語の経営本がでてきます。そのときは、「今は○○経営でないと・・・」と思ってても、数年たつと「あれって、何だったっけ?」というものも少なくありません。

 それに比べるとトヨタのかんばん方式は何度勉強しても面白く感じます(これが本物ということなのでしょう)。

 この本を読むことで、かんばん方式の生みの親、大野氏の生産現場への情熱を感じることができ、ひいては日本のものづくりの基本的精神を学ぶことができます。


2006年01月15日(Sun)▲ページの先頭へ
事業承継の第二課題
 時々、事業承継対策についての相談を受けることがあります。多くは、税理士としての相談で、「次期社長に株式を移転するのはどうすればよいか?」「相続が発生したときに、納税資金手当てをどうすべきか?」といったことを聞かれます。(もちろん、このあたりのやり方はご指導させていただきますし、この分野の専門の税理士とも協力して、対応させていただいています。)

 ところが、事業承継には、経営者の形式的な地位の移転だけでなく、別の課題があります。それは、「次期社長が、先代の築いた、リーダーシップや会社の経営の仕組み、ノウハウを本当に引き継げるか?」という問題です。

 次期社長に自社の第一線の部署(生産、営業など)で現場を実体験してもらって、自社の仕事を知ってもらうのがまずは、大切でしょう。

 しかし、経営者の仕事は、会社全体を見て舵取りすることですから、会社全体のことを知っておく必要があります。先代としてもそうした機会を作ってあげることが大切です。

 そのためのお勧めの方法のひとつは、システム開発と絡めて行く方法です。

 リース期間の終了などで、会社の基幹システムを再構築するとき、次期社長の方にプロジェクト責任者になるか、メンバーに加わっていただきます。システム再構築のプロセスで、現在の自社の仕組みをシステム面から鳥瞰できますし、会社の全部の現場の方と話し合い、裏方の仕事を理解する機会がもてます(会社の弱点も見えてきます)。また、次期社長の若いアイデアがシステム面でも生かされるかもしれません。
 優秀なSEと協力して、プロジェクトを推進していくのがコツです。



2006年01月08日(Sun)▲ページの先頭へ
独立開業にむく人、向かない人
こうした仕事をしていると、よく「サラリーマンをやめて、フリーで独立しようと思うんだけどどうだろう?」という相談を受けることがあります。
その時の私の最初の判断基準は次の2つ
(1)他人が簡単に真似できないような、技術ノウハウなどを持っているか?
(2)他人より、人一倍働き者か?

なーんだ、と思われるかもしれませんが、実は、そのどちらも持たずに独立開業される方が結構多いのです。

たとえば、
相談者「○○業をはじめようと思いますが」

私「ほぉ、では、そうしたお仕事を長年ご経験されてきたんですか?」

相談者「いえ、FCに加入する予定でして・・・」

この段階で(1)の要素はアウト。FCに加入して学べる程度のことは簡単に真似できることです。

私「独立してお仕事をされるためには、人一倍がんばらないといけないと思いますが・・」とお聞きすると。

相談者「はい、当然そのつもりです。」とは皆さん答えらます。

しかし話していくうち「・・・・・でも、父親の介護があって、それはやら無いといけなくて・・・子供も小さいので朝晩送り迎えが必要で・・・地元でないと・・・」

 これで(2)もアウトである。家庭の事情もお客さんには関係がありません。やれるか、やれないか結果がすべてです。

 このときは、「もう少し、状況が変わって、仕事に専心できるようになるか、もっと勉強されてからでも遅くないんじゃないですか?」と答えるしかありません。(1)も(2)もあるのに、商売というのはアクシデントがつきものですから、運悪く失敗する人もいます。まして、(1)も(2)もなければ、武器を持たずに戦場に行くのと同じことです。


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