企業経営

SE会計士のブログ




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2007年11月20日(Tue)▲ページの先頭へ
イスラム金融
 原油価格が上昇し、1バーレル100ドルラインになってきました。
中国などの需要増、イスラム諸国の情勢不安、投機的な動きが原因といわれていますが、どこで止まるのか、目処が見えません。インフレ懸念も生まれています。

ところで、この原油価格が上昇したことで、イスラム諸国に資金が集まっています。この資金がどう動くかが世界の経済に大きな影響を与えています。

この資金の運用の動きの一つがイスラム金融とよばれています。
イスラム金融とは、シャリーア(イスラーム法)にしたがって運用される資金のことです。
おもしろいことに、シャリーア(イスラーム法)では、利子を取ることを禁じています。したがって、その抜け穴をつかって、実質的な利子(売買差益など)を得るという、ややこしい手続きを取ります。
また、シャリーア(イスラーム法)では、豚を食する、武器を作るといったことも禁じていますので、それらにかかわる産業にも融資することはできません。
逆に言えば、それらの条件を満たしていれば低利の資金をイスラム金融から調達できるということです。

原油高が続き、イスラム諸国に資金が集まっていけば、このイスラム金融の資金の影響度はますます強くなっていくことでしょう。

オイルショックの後、よく、世界の大金持ちとしてアラブの石油王がもてはやされました。そのときと同じ動きだとおもいます。ただ当時と違って、単なる浪費ではなく、もっと洗練されたビジネス+イスラム原理の動き、になってきているということだろうと思っています。



2007年11月12日(Mon)▲ページの先頭へ
SIV(エスアイブイ)とは
一時収まったかにみえた、サブプライムローン問題ですが、大手金融機関の巨額損失が発表されることで、再度、そのショックが世界を駆け巡っています。
解決のめどすら立っていません。

ところで、このサブプライムローンの問題は、かつての日本の不動産バブルの崩壊とよく似ています。
あの時、金融機関が不動産貸付することが規制され(総量規制)、住専(じゅうせん)という隠れ蓑を使いました。

今回、その時の住専にあたるのが、SIV(ストラクチャード・インベストメント・ビークル)と呼ばれる、組織です。SIVは、銀行の別働隊として、もっぱらハイリスク商品に投資を行います。うまくいってるときは、銀行では投資できないようなところに投資して大きな利益を確保してくれる機動部隊となりますが、うまく行かなくなると、銀行の不良債権が蓄積していく爆弾に変わります。

SIVは、連結会計の枠外で活動することが多く、SIVでこうむった損失が、企業の公表する財務成績に反映してきません。(つまり、経営だけでなく会計の問題でもあります)

また、SIVがサブプライムローン問題でこうむった損失を埋めるため、手持ちの資産(株、債権等)の投売りを始めたら、さらに大きな混乱を市場に及ぼす恐れがあります。


2007年11月10日(Sat)▲ページの先頭へ
スタグフレーション(stagflation)とは
 通常、好景気の時は、人手不足で賃金も上がり、物価も上がっていきます(インフレ)。
逆に、不況の時は、失業率も高く、賃金も上がらず、物価も下がってきます(デフレ)。
通常、経済は、このどちらかの局面にあります。

ところが、特殊な状況下では、不況で、失業率が高いにもかかわらず、物価も上がり続けるという踏んだり蹴ったりの状況も存在します。これがスタグフレーションです。(有名なところでは2度のオイルショックの後に、この状況が見られました)


現在、原油供給価格が大きく高騰し、物価は上がり続けています。

ところが、景気については、アメリカではサブプライムローン問題、日本では財政赤字、円高、建設不況により景気悪化の懸念があります。また、新興の中国、インドでは、過去の経験がないほどの急激な経済成長をしていますが、ややバブルの状況です。資本主義経済の経験の乏しいこれらの国々で、いつバブルが崩壊するか(北京オリンピック後?)という不安定さを内包しています。

そのため、最近の世界の経済は、大きなスタグフレーションに陥る危険が高くなってきていると感じています。

※わかりやすい、スタグフレーションの本を紹介しようと思いましたが、固い本ばっかりで、誰か「サルでもわかるスタグフレーション」て本を出してくれ!


2007年11月08日(Thu)▲ページの先頭へ
グラミン銀行
インドにグラミン銀行という有名な銀行があります。
この銀行は、ムハマド・ユヌス氏が1983年に創設した銀行で、別名「貧者に銀行」と呼ばれています。
無担保で、貧困層の人(特に女性)に事業資金を貸付け、自立、貧困からの脱出を支援しています。
貧困層への貸付にもかかわらず、回収率は意外に高く、99%近くが回収されています。

この社会貢献につき、創立者のムハマド・ユヌス氏は、2006年ノーベル平和賞を受賞しています。

ところで、このグラミン銀行、貸付利率はいくらだと思われますか?
実は、年率20%、日本のサラ金並(アメリカで言えばサブプライムローン)です。

同じ高い金利を取りながら、片方は、家庭を崩壊させる悪者のように扱われ、片方では、ノーベル賞をもらえるこの差はなんなのでしょう。


それは、高い志と、社会性の差なんだと思います。
儲けは企業が継続するためには絶対に必要です。(「赤字の企業は、社会から必要ないと言われてるのですよ」と言う人すらいます)
ただ、その生み出した儲けを、「社会の貧困の解消という、さらに大きな目的に使う」のか、「もっと自分が儲けるためダケに使う」のか、その違いは、とても大きいのです。


2007年11月07日(Wed)▲ページの先頭へ
下値が固い
先日、経済評論家のS先生のお話を聞きました。
日本経済をの歴史を振り返って
「アメリカ経済は好調です。中国やインドもバブルです。
あんなにもてはやした、日本経済は誰も見向きもしません。

しかし、日本は、すでにバブルが崩壊を経験した後、浮ついた部分はありません。
底堅い経済です、、、」と話されていました。

日本の経済は、みんなが思っているほど悪くない、期待ができるのかもしれません!(その割には上値も重いような気もしますが)。
日経平均


2007年11月05日(Mon)▲ページの先頭へ
建築基準法改正の影響
最近、建築基準法改正(あの姉歯建築士の件で)の影響で、建築確認などの手続きが遅れ、物件の建築が進まないという話を聞きます。

たしかに、あの事件当時、「耐震強度に問題のある建物が建つなんて」という批判がわきあがっていましたから、手続き面が強化されるのは当然だと思いますが、、

今の状況は、やや、やり過ぎ(というか、役所の責任のがれ)の感があります。※

建設業は、あらゆる企業がかかわっており、景気に与える影響が大きい業種です。この問題が、アメリカのサブプライムローンと違った、悪影響を日本の景気におよぼさないか心配です。

※最近、この手の行政による「やり過ぎ介入」が多くなってきている気がします。


2007年11月01日(Thu)▲ページの先頭へ
製造小売の魅力
経営の要諦は、顧客を持っていることです。

卸にせよ小売にせよ、(最終的に顧客が商品を買ってくれるので、)顧客なくしてビジネスは成立することはありえません。

ただ、いくら顧客を持っていても、他人の(メーカー)ものを販売するだけでは、大きな利益は得られません。収益(売上)の源泉は顧客ですが、利益の源泉は生産、調達(コストを抑える)事によって得られるからです。


ですので、一番利益が出るのは、顧客を持っている小売でありつつ、生産・調達をまかなっていくやり方、いわゆる製造小売です。

ユニクロやGAPなどのアパレルで使われる手法です。パソコンのDELLモデルなどのサプライチェーン経営もこの手法の一形態です。

もっとも、商品ニーズが変化してしまったりすると、簡単に方向転換できないリスクもありますが、大きな利益を得られることが魅力です。
また、製造コストの安い海外で生産したり、小ロット生産、流行に左右されにくい工夫をすることで、安定的な高収益を上げることが出来ます。



2007年10月30日(Tue)▲ページの先頭へ
投資は確実に回収できることがポイント
 よく、「儲かる株は、どれでっか?」と聞かれることがあります。

まあ、そんな株がわかってたら、自分でこっそり買うでしょうから、、、値上がりを確信できる株などはありあません。せいぜい「今は、こんな業種が儲かってるみたいですね!」というぐらいです。(大抵、すでに値段が上がっちゃってたりします、、、)

確かに、株にしろなんにしろ、安く買って高く売るのが投資の基本ですが、それ以上に大切なことがあります。
それは、確実に回収するということです。

たとえば、あんまり売買されない株を買ったとします。市場に出回る株が少ないので、チョットしたきっかけでドンドン値上がりしたりします。ところが、そうした株を値上がりしたところで売ろうと思っても、買い手が現れず、全然取引が成立しません。強引に売ろうとするとガクンと値を下げたりします。

それに引き換え、大型の優良株は、売買される額がとても大きいので、売ろうと思うときにすぐに確実にお金に変えることが出来ます。

プロの投資家ほど、投資した対象が値上がりすること以上に、確実に売りたいときに売れる(資金を回収できる)ことをとても重視します。


2007年10月26日(Fri)▲ページの先頭へ
事業計画書は誰が作る?
先日、私の顧問先の社長と、取引先、その仲介者、の話し合いの場に立ち会いました。

一通り、顧問先社長による新規事業の説明や条件提示、その他の交渉が終わって、では、この計画を進めるために、事業計画書を作って銀行に提出しましょうということに成りました。

そのあと、仲介者の方が「よかったですね、あの先生やったら、銀行を納得させる事業計画書をつくってくれはりますわ、、、」と

それを聞いた、顧問先の社長は、「事業計画書って、顧問税理士の先生が作るものなんですか?」てことに。

今まで、事業計画書は、顧問先の社長や幹部の方自身に作ってもらっていました。もちろん、財務的な基礎データ、数字的な部分の整合性、あと、いろんな中期経営計画を見せていただいた経験上のアドバイスなどはさせていただいていましたが、基本的に会社で作っていただくものとしております。

なぜなら、私(税理士)自身は、顧問先のやっている事業に対して思い入れも何もないからです。たしかに、福祉関係でしたら「来るべき高齢化社会を迎えて、、」とか、リサイクル関係でしたら「ますます、社会的重要度を増す環境問題に積極的に、、」とか、常套句を並べることぐらいはできます。
(実際に時間もなくて、何とか形だけでもという場合には助けてあげることもあります。)

ただ、そんなものを作ったところで他人を納得させうる事業計画はできると思えませんし、自社の目標にも何にもならないような気がします。

税理士の中には「顧問先の要望があれば(お金さえもらえば)何でもやります」というスタイルの事務所もあるようです(ひょっとすると、仲介者の顧問税理士もこのパターンなのかもしれません)。

それは、個々の会計事務所のスタイルなので、なんともいえませんが、、私としては、顧問税理士としてやるべきことと、会社としてやるべきことをキチント区別しておくことが大切(そのほうが、顧問先のため)と思っているのですが、




2007年10月25日(Thu)▲ページの先頭へ
今後は、簡単なポルトガル語も必要か?
昨日は、東海地方にある会社に出張でした。

お昼は、混雑を避け、12時前に、社員食堂で定食を頂いたのですが、、、

壁を見ると、様々な張り紙があって、(「麺類は、こちら」とか「食べ終わった食器はココ」とか簡単なものですが)それがすべてポルトガル語併記です。


表現の難しいものは、写真も多用(使ったお箸をかたづける場所には、大きなお箸の写真が貼ってありました)

食事が終わって、12時のサイレンが鳴ると、ものすごく大勢のブラジル系の人たちが食堂にやってきました。。。


これからは、様々な外国人が日本にやってくることになるのでしょうが、英語だけじゃなく、中国語、ハングル、スペイン語※、ロシア語、ポルトガル語、も簡単な表現なら知っておく方がよいのかもしれませんね。

※今、介護の世界では、フィリピン人のスタッフが注目されているとか!



2007年10月23日(Tue)▲ページの先頭へ
なんでも屋さんが無くなって!
昔は、近所に、何でも売ってる店(いわゆるなんでも屋さん)というのがありました。

生鮮食料品から、パン、菓子などの食材それと日用品、何でもそろってる店が家から歩いていけるところにあったものです。

今のコンビニもおなじような品揃えですが、定価販売、効率経営を行う現在のコンビニとは明らかに違います。どちらかといえばミニスーパーという感じです。

こうしたなんでも屋さんが無くなったため、普段の買い物は郊外の大型ショッピングセンターに車で行くことが多くなりました。

ところが、高齢者など車を利用できない方たちは、これで結構困っています。
車もなくて、どうやって必要な日用品を手に入れてるのか?

(われわれでも、ちょっと買い忘れたものを手軽に買えるこうした店があると大変便利)

今の流通は、郊外の大型スーパーとコンビニ、それと専業ディスカウントストアーばかりが目立ちますが、今後は、宅配(御用聞き)やこうした何でも屋さんという古風な営業形態も見直されてもいいんじゃないかと思っているのですが、、、いかがなものでしょう。


2007年10月22日(Mon)▲ページの先頭へ
為替(上がったり下がったり)
為替レートが上がったり下がったりしています。


為替レートは、長期的には、貨幣の購買力、信用力によって決まりますが、それ以外に、金利、国際情勢、さらに投機筋の動きなどによって、大きく動きますので、極めて読みにくいものです。
(特定の企業の株価よりも読みにくいと思うのですが、意外と素人の方が、この影響を受ける金融商品に簡単に手を出されるのは、何故なんでしょう?)

昔は円ドルだけみておけばよかったのですが、最近は、円ドル、円ユーロ、さらには、人民元、、、

ややこしいこと、この上なし!


2007年10月21日(Sun)▲ページの先頭へ
原因と結果
お客さんと話していて、よく聞かれるのが、、
「世間の景気は、どうですか?」ということ、具体的には、「同業他社はどうですか? 異業種で景気のいいところはありますか?」ということを聞かれています。

最近は、「まだまだ、厳しいところが多いですけど、一部、伸びている会社もありますよ!」と答えています。

多少、業種によって有利不利がありますけど、概ね、どの業界もこの情勢だと感じています。

伸びてる会社の共通点は、2年ぐらい前から、「現状では、厳しいという問題意識を持って、新しい取り組みをしてきたところ」
もちろん、同じような試みをして、失敗したところ、結果の出てないところも、ありますが、何もしなかったところで伸びてるところは、ほとんどありません。(問題意識レベルでとどまってしまったところも同様)

原因と結果の法則ともいいますが、なんの行動をせずに、いい結果を得ることはできないようです(何も悪いことをしてないのに、悪いことが起きたりは簡単にするのですが、、、それでも、将来のよい結果を生み出すために、今、何かを試み続けないといけないのがビジネスの厳しさともいえます。)

(カルチャークラブ カルマは気まぐれ)
http://jp.youtube.com/watch?v=lkhf_gbp9NU



2007年10月14日(Sun)▲ページの先頭へ
あの赤福が!
 この夏、伊勢神宮に参拝したことを、前にココで書きました。そのとき、赤福本店にカーナビをセットしたら、間違って赤福餅製造工場についちゃったのですが、、、
http://onokaikei.noblog.net/blog/d/10394749.html

あの、赤福餅で、製造年月日の偽装があり、店頭から撤去の動きがあるとか、、、、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071012-00000095-san-soci

赤福餅の工場は、ぱっと見た感じ、田舎にあるごく普通の工場という印象でしたが、、、、(有名な製品を作っているところと言われなければ気づかない、、)

中に入ったわけではないのですが、その工場の普通さ加減が、逆に、「いままで当たり前に行われてきた日本のものづくり現場での慣習(悪習)が、もはや、許されない時代になってきたこと。それが、地方の一工場にまで広がっていること」を強く感じさてくれます。


2007年10月12日(Fri)▲ページの先頭へ
働きマン
安野モヨコさんの書いている、働きマンという漫画があります。
雑誌社で働くやり手の編集者である主人公(女性)が、雑誌社というハードな職場で仕事をすることを通じて、本人、上司、同僚、新人、恋人、取材先の人々の仕事観を描いていく漫画です。

オフィスを舞台にした漫画は、そんなに珍しくありませんが、どうしても、恋愛とかエキサイティングな展開とか、または、ゆるい日常風景として、描かれていることが多く、仕事そのものを、とりあげて、(不必要に演出することもなく)、率直に描くことは、難しいんだと思います(安野氏の作家としての力量だと思います)。


ハードな仕事ってのは、やってるときは必死な状態なので、周りが全然見えていませんが、なるほどこんな感じかもしれません。

こんどドラマになったようですが、どんな風に描かれるのかわかりません。主人公が管野美穂さんだとか。なるほどなあという感じです。
http://www.ntv.co.jp/hatarakiman/



2007年10月10日(Wed)▲ページの先頭へ
ビジネスホテルに大浴場
今日は、東京出張で秋葉原に来ています。
(最近、出張がやたらと多いような、、)

秋葉原には何度か来ています。秋葉原は、PCや部品を売ってる電気の街だったのですが、日本橋同様、フィギュア、コミックなどを売ってる街に変貌してました。
どっかのビルの駐車場では、アキバアイドルをファンが取り囲んで踊ってましたし、、、

ところで、今日は、秋葉原のビジネスホテルにとまっているのですが、このホテルがちょっと変わっています。
大浴場があって、部屋の中も半分が畳の部屋。
通常のビジネスホテルは、小さな狭いユニットバスが多いのですが、ココは大浴場のなかにサウナもありして結構ゆったりすごせます、、
ホテルの中を作務衣でうろうろ、、、秋葉原のど真ん中とは思えません。


こんなホテルなら出張もちょっとは楽なのかもしれません。

http://www.hotespa.net/



2007年10月06日(Sat)▲ページの先頭へ
コミュニケーションギャップの怖さ
 ミーティングをすることは、問題解決の有効な手段です。
一人の人間が「あーでもない、こーでもない」と自分の立場(制約)のなかで悶々と考えているよりも、違う立場の人と打ち合わせすることで、その制約を超えた解決案が出てくることも少なくありません。

もっとも、ミーティングにおいて気をつけないといけないことがあります。それは、コミュニケーションギャップです。

ミーティングの中であるひとは、「A案でいきましょう」といったつもりが、別の人は「A’案で行きましょう」と理解しているかもしれません。
大勢いてるから安心と思っていると、とんでもない思い違いがあって、いざ実行段階になって大きなトラブルになることもあります。
(先日もある会社で、こうした事案に遭遇しました)

しっかりした会社では、ミーティングのときに書記を決めておいて、そこで話し合った議題、その議論の内容や各自の意見、結論を簡潔にまとめています。
その後、参加者全員で内容を確認し署名押印します。

もっとも、官僚的な組織の場合、文書に残したり署名押印することがとても慎重に扱われるケースも多く、その場合は、その場でそうした確認作業ができないこともあります。(対等な立場での話し合いではなく、一方の力が強すぎる場合もこうしたことになりがちです)

ただ、そうしたケースにかぎって、後日、「いった」「いわない」的な問題が発生することが多いような気がします。


2007年10月02日(Tue)▲ページの先頭へ
不安な気持ちになったとき
日々生活していくうちに、いろんな不安に襲われることがあります。

「月曜日に業績検討会があるけど、今抱えている案件、全然見通しがついてない。たぶん、社長やみんなから怒られるだろうな!!」というような、原因がはっきりしている不安から、「電車に乗ってるとき急にお腹が痛くなったりするかも」といった体調面の不安。また、原因が潜在化して、無意識の状態での漠然とした不安や季節の変わり目で起きる不安感など、様々なものがあります。

いままで、いろいろ経験してきましたが、不安がなくなることはありませんでした。(まあ、なんとかやり過ごしてきたというのがほんとのところ、、)

会社にいきたくないなあと「ずる休み」してみたこともありましたが、一日たつと、さらに現実状況は悪化しており、その不安は倍加します。

とりあえず心がけてることは「不安は不安としてあるがままに受け入れて、日々のやるべきことを粛々と続けていくのが一番楽かも!」ということです。
不安が日常生活に影響することが、さらなる悪循環を引き起こし、現実が最も悪い方向に進んでいきます。とりあえず、不安をやりすごして、現実だけをみて対処しないと(現実をあとまわしにしても)この問題は解決しないようです。

こうした考え方は、森田療法※という有効な精神療法での基本となる考え方ですし、経営の世界でも「カエルを食べてしまえ」という有名な成功読本でこれに近い考え方が述べられています。
http://www.mental-health.org/mh13-3.html

※森田療法は、確かに有効なのですが、よい薬のない時代に生まれた伝統的な治療法です。現在は、よい治療薬がありますので、それらと併用することが大切です。


2007年10月01日(Mon)▲ページの先頭へ
無借金経営の勧め
 ひとそれぞれ、経営スタイルがあるので一概に、どのスタイルが良いといえないのですが、資金調達についても、いろんな考え方があります。

まず、金融機関からの融資をテコに、企業規模をどんどん大きくする経営スタイルがあります。かつてのダイエーのように、不動産を担保に資金調達して、店舗をふやしていく、、、不動産が値上がりすることで、さらに資金調達力が高まり、成長がドンドン加速していった例があります。
規模が大きくなることで、経営が安定していったという面もあるでしょう。

ただし、この経営スタイルには、いくつもの欠点もあります。
まず、こうした企業の成長の原動力である資金調達力は、市況により大きく左右されます。不動産などは一度下がりだしたらなかなかとまらない。その結果、市況が悪くなると、企業の本来の業績に関係なく、事業がどんどん苦しくなってくるようになります。また、金利が上がることで、企業の付加価値のかなりの部分が金融機関に流れることになります。自分のために、事業をしているのか、銀行のために事業をしているのかわからない状態になることも。

また、こうした経営を続けていて、一番良くないと思われるのは、企業家自身が、企業の自己資本の蓄積をせず、資金が必要になったとき、安易に借金に頼ってしまうことに成りがちです。

こうした理由から、私自身は、できるかぎり自己資本の充実した、無借金経営を目指すことをおすすめしています。


2007年09月28日(Fri)▲ページの先頭へ
研修は、万能薬ではない!
 よく、「当社は今後××という分野に進出したい。」「○○の点に問題がある。」それを解決する方法として研修会をスタートさせるということがよくあります。

たしかに、全く知らない分野については、事前に研修を受けておくことで、その後の勉強がずいぶんと楽になることがあります。(また、その場でいろんな人と知り合うことで、研修ではわからない経験上の知恵を授かることもあります。)

また、ある程度知っている分野でも、個人が体得している知識経験には限界や偏りがあります。研修を受けることで、広い知識を得て、偏った考え方を矯正することもできます。

ただ、研修および研修会は、企業の問題を解決する万能薬ではありません。

実際に役に立つ(下衆な言い方でいえば「金のとれる」)技術は、実際の現場で揉まれなければ、得ることはできません。
たとえば、パソコンの表計算(エクセル)の使い方一つとっても、研修会で講師の話を聞きデモを見ただけでは、使えるようにはならないでしょう(畳の上の水練と同じ ただ、オリンピックの水泳競技をみてあれこれ批評はできるようになるかもしれませんが、、、)。

おそらく、仕事の現場で、必要な表をつくってみたり、思うような表が作れなくて結局手書で作り直すなど、小さな失敗を重ねなければ、永久に自分でつくるようになれないでしょう。

じゃあ、企業は問題解決のために研修以外になにを提供すればよいかというと、決まった答えはないのですが、、、少なくとも、研修の場だけ提供してそれで、こと足れりとすることは、避けた方が良いでしょう。そうしないと、せっかくの研修が、収益を生み出す仕入れではなく、無駄なコストに終わってしまう結果になるかもしれませんから、、、




2007年09月26日(Wed)▲ページの先頭へ
カーボンナノチューブとは
 日本人科学者の飯島澄男氏によって発見されたカーボンナノチューブという物質があります。カーボン(炭素)がチューブ状に結合した形状のものであり、今もっとも注目されているナノテク素材です(正確には、炭素によって作られる六員環ネットワーク(グラフェンシート)が単層あるいは多層の同軸管状になったフラーレンの一種)。

アルミの半分の軽さにもかかわらず、鋼鉄の数十倍の強さをもち※、非常にしなやかな性質をもっているとか、、、
また安定的な物質で、電気をよく通す良導体にも、また半導体にもなりえます。たとえば、この性質をうまく利用すれば、コンピュータの性能を飛躍的にアップできますし、また、こうした性質を生かして、いろんな分野での応用も期待できます。

聞いているだけで、その可能性を感じさせる物質ですが、つくばの研究所でコツコツ実験を重ねていた、ひとりの日本の科学者によって発見されたとは驚きです。日本の科学も捨てたもんじゃない!

http://unit.aist.go.jp/nano-carbon/

http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/nanotube/nanotube.html

http://flex.ee.uec.ac.jp/~rsaito/nanotube/index-j.html


※この発見で飯島氏はノーベル賞の有力候補になっています。
※ダイヤモンドのように炭素の結合力は、非常に強力。芥川龍之介の小説「くもの糸」にたとえる人もいます。


2007年09月20日(Thu)▲ページの先頭へ
ニューヨークで思うことなど
 先日ニューヨークに行ってきました。
 いまだに暑い日本と違い、とても寒く感じます(いったい地球は、暑くなってるのか寒くなってるのか?)

ところで、
アメリカは、いまだに世界経済の中心ですが、NYの街を歩くと、旺盛な消費社会を感じさせます。その一方で、ホームレスの姿も目立ち、貧富の差が広がっていることを実感させてくれます。

ただ、現地の人に聞くと、「アメリカでは、いろいろ問題は、あるけれども、基本的に、頑張った人は、頑張っただけ、高い収入を得て良い暮らしができるし、頑張らない人はそれなりの生活しかできないようになっている。」とのこと。単純な考え方ですが、これが、典型的なアメリカ人の考え方なのでしょう。

確かに、頑張った人が高い収入を得られ、頑張らない人がそれなりの収入しかえられないのは、当然のことと思います。頑張ってるのに、やり方がまずくて高い収入を得られないという場合には、公的扶助、寄付や支援など、いろいろ手助けしてあげることも必要でしょう(これが私たちの役目でもあります)。ところが、本人が、頑張らないのに、政府が悪い、お金持ちが悪い、社会制度が悪いと、他に責任転嫁している人を必要以上に助ける必要があるのか???

最低限の生活保障、医療、教育などの保障は、必要でしょう。フェアー(公平)な社会制度を維持しておくことも必要。ただ、基本的な考え方がブレると社会全体がおかしいことになります。ここを間違えると、社会全体の活力を失わせさせますし、そもそも全体のパイを大きくしないと、困った人に対して支援する余裕すら失われます。

こうしたアメリカ的な考え方を薄っぺらい拝金主義という人も居ますが、アメリカの力の源泉がこうした、「頑張った人は、高い収入と良い暮らし、頑張らない人はそれなりの、、、」という人々の考え方にあることを、こちらに来てみて、強く感じさせられました。




2007年09月19日(Wed)▲ページの先頭へ
共同経営のむずかしさ
 企業をスタートする方法のひとつとして、共同経営という方法があります。

この共同経営という方法は、自己資金、責任、金銭的負担がシェアーでき、さらに、人的パワーも一人でやるときの倍以上のものを確保できます。
 こうした確実なメリットがありますので、独立するときに、わざわざ、共同経営のパートナーを探して、周りの人を、誘い込むことさえあります。


ただ、現実問題として、共同経営には、当初おもっている以上に難しい面があります。
まず、
1、意思決定が遅くなる。
 なにを決めるのでも、重要な事項を一人で決定することができません。いろいろ相談しながら決めることになりますので、どうしても意思決定が遅くなりがちです。

いろんな共同経営の企業をお付き合いしましたが、いろいろご提案しても、全然決断ができない会社もあります。重要な事項ならなおさら。。



2、他の共同経営者に対する不平不満が生じやすい。
 経営者はたとえ、共同経営者だとしても「自分が切り盛りしている」と自分なりに思っています。ですので、どうしても「自分がほとんど取り仕切っているに、分配や意見を他の共同経営者に、いちいち聞かないといけないのは納得がいかない」と思っておられる方も少なくありません。
 他の共同経営者に聞くと、「スタートの時には、私が中心となって、、、、」といった別の主張があったりします。

また、共同経営者同士は、仕事ぶりをみて、納得していても、それぞれに家族がありますので、その家族の方から「あなたの取り分が少ないんじゃない?」とたき付けられる、ことがあったりして、なにかと、もめる原因になります。(ある意味、相続問題と似ています)

 ですので、起業を相談されたときは、基本的には単独での経営をお勧めしています(どうしても、協力してもらいたい人がいる場合には、そのかたも起業して、提携関係を結ぶか、条件を決めて雇い入れるように)

もし、どうしても共同経営という形態をとりたい場合は、「自分が6で相手が4ぐらいの貢献度で、共同経営としてのバランスは、ちょうどよし」と思っていないと、共同経営は、やってられませんよ、とお話しています。



2007年09月15日(Sat)▲ページの先頭へ
産業連関分析
 よく、阪神タイガースが優勝したときの経済効果は○○○○億とか、××ブームのもたらした経済効果は○○○○億とか、もっともらしい数字が経済学者さんから発表されます。

その数字ほんとかどうか?よくわかりません。まあ、「経済的にはよい効果があったのだろう」と言う程度です。

ただ、こうした、いろんなブームや特定の産業の好不調が経済全体にどのような影響を与えるかというもっとも有名な経済理論があります。

それは、産業連関分析というものです。

アメリカのレオンチェフという経済学者がはじめた経済学の一分野なのですが、高校の数学で習った行列式のすごいやつ(産業連関表)をつかって、いろいろ分析する手法です。
http://www012.upp.so-net.ne.jp/iiniku/sub4-8.htm

現実の日本経済における産業連関表は、毎年(経済産業省などから発表されています)
http://www.meti.go.jp/statistics/

※最初にこの理論の話を聞いたとき、なぜ、産業連関(れんかん)分析といい、産業関連(かんれん)分析と言わないのか??よくわかりませんでした。気取って逆さに使ってるのかなあ?


2007年09月14日(Fri)▲ページの先頭へ
経営者としてスタートするAさんへ
 先日、以前一緒の職場でお仕事をさせていただいていた、Aさんから、「経営コンサルタントとして独立開業しました。」という挨拶状が届きました。

Aさんが中途入社したころと、私が退職したころとが、ほぼ、同時ぐらいだったので、実際に仕事ぶりを見せていただいたのは半年ぐらいでしたが、社長も期待をかけていた経営幹部の一人でした。

Aさんは、大手銀行出身の方で財務に明るく、スポーツマンで、体育会系の礼儀正しさをお持ちでした。クライアントでも、いろいろ有望なアドバイスをされていました。

ただ、経営幹部としての仕事は、初めてだったんじゃないかと思います。

そのときの社長は、個性が強く、業界でも注目されていましたが、ついていくのはなかなか大変です。また、スタッフも大学を卒業した新人を採用するため、(多くのコンサルタント希望者から選ぶので優秀ではありましたが)育成や動機付け、社長の意向をスタッフに正しく伝えること、には、大変苦労することになります。そのため、経営幹部(中間管理職)は、営業目標も含め、かなりのストレスにさらされることになります。かなりの長時間労働も強いられます。

Aさんは、まじめにその役割を果たされたようですが、かなりのストレスがあったことと推測いたします。

今回の独立は、「卒業おめでとうございます」ということになるのでしょうか。ただ、独立したからには、すべて自分の責任です。営業も、業務も、資金調達も全部自分でやらなければいけません。すべて自分の責任です。
 (「うちの社長は、何にもわかってないよ」ということは、できません。)
コンサルタントとしての優秀さ、(特定の会社での)中間管理職としての優秀さとは違うものがもとめられます。
 「腹をくくる」回数が、雇われている時の10倍ぐらいあります。
 「忙しすぎる」つらさも「暇すぎる」怖さもいっぱい味わいます。

はじめのうちは、かなり苦労されると思いますが、体に気をつけてがんばってください。今後の成功をお祈りいたします。


2007年09月13日(Thu)▲ページの先頭へ
辞め方、辞めさせ方
 昨日、安倍首相が辞意表明をしました。
辞めるのは、いいけど、途中で投げ出すような辞め方はちょっとひどいなあ。
やめるにしても、今後のこともあるし、どの様な辞め方(引き際)を考えるか、アドバイスする人がいなかったのかなあ。

それと、相撲評論家の杉山氏が、一時、取材資格を剥奪されたらしい。
協会批判をした?ということが理由らしいけど、見る限り、社会的に、キチンと筋を通った考えを述べられていて、立派(まとも)な人に見えるんだけど、、、(こちらも、理事長に、アドバイスする人がいないのか)

別に、組織のトップは、世間の目を必要以上に気にする必要はないと思いますけど、何か納得させられない、辞め方、辞めさせ方のように感じます。


2007年09月09日(Sun)▲ページの先頭へ
ベトナム株
 最近、ベトナム株への投資が流行っています。

以前は、発展する中国株が大きなブームでしたが、中国市場もかなり大きくなり、株価も相当高くなってきています。投資慣れしていない人々の投資に対する異常な加熱、不自然な人民元の為替レートの問題もあり、中国株を無条件で推せる状況ではなくなっています。

 次に注目されてきたのが中国を含めたBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国への投資です。どれも高い経済成長が見込めるため投資対象として有望視されています(もっとも、どの国も問題も抱えていますが)。
ただ、それらのBRICSへの投資も結構注目されていますので、次の投資先を世界のマネーは、探しています。

最近では、トルコ、ドバイ、メキシコ、南アフリカ、インドネシア、、、といった、今まで、一部の人を除いて注目されていなかった国が投資の対象になってきています。その一つが、ベトナムです。

(ネクストイレブンとかvistaという言い方もあります)
http://www.brics-jp.com/brics/next11.html
http://www.brics-jp.com/brics/vista.html

ベトナムは、ベトナム戦争で知られる、東南アジアの社会主義国ですが、中国同様、市場経済を積極的にとりいれ(ドイモイ政策)高い経済発展の可能性をもっています。また、WTOに加盟し、勤勉な国民性など、投資先として有望な条件を備えてきています。

ベトナムに株式口座をつくる人もいるようですが、さすがに、ベトナムの会社の実態をしる情報までは、個人では、わからないので、個別の企業への投資は、相当の勉強が必要でしょう。とりあえずは、信頼できる証券会社が募集している、投資信託などで、始められる方が、簡単だと思います。

※ただ、ベトナム投資タイプの投資信託の募集はいつもあるとは限りません。
手数料もあり、一定期間売却できないといった条件もあるようです(もちろん、余剰資金で、、、結果はお楽しみ)。
※※こうした、今まで、知られていなかった国への投資が増えていますが、なかには、「この国のファンドって大丈夫?」と思わせるものもあります。
一応、民主国家の形式になっていますが、大きな裏経済が動いているところや、政治体制が不安定で、状況によっては、投資した資金が日本に回収できなくなるんじゃないかと疑念のあるような国まで投資の対象になってきています。擦り傷程度ならOKですが、大怪我、致命傷を受けないための勉強(その国にいく、その国で生活した人に話を聞く等)は必須です。



2007年09月05日(Wed)▲ページの先頭へ
笑いながら謝る人
 勘違い、トラブル等、仕事には、つきものです。そうしたことを回避するため、準備、段取りを万全にするのですが、それでも多少のトラブルは発生してしまいます。

そのとき、謝罪、事後処理、今後の対策を立てるのですが、その良し悪しがその後の関係に大きく影響します。

 謝罪したこともありますし、謝罪される側になったこともあります。どちらにせよ、その時は、多少なりとも嫌な思い(後悔、悔しさ、不安、怒り)をするものです。

ところが不思議なことに、謝罪するときに「笑いながら謝罪する人」がいます。

「○○様の件で、お願いしている仕事について、連絡がありませんが、どうなってるのですか?」とか「お約束した時間に、ご指定の場所で待たせていただいているのですが、どうされたのでしょう?」

と電話すると

「すみませーん!忘れてました」とか「ごめんなさい、今から出ますので、、、」と妙に軽い感じで謝罪されます。
直接お会いすると「すんませんでしたー(ニコニコニコ)」と???

正直なところ「この人、俺のこと軽く見てるのかなあ?」と思ってしまうのですが、、、とても不思議です。

どうも、笑うことで緊張を和らげようという心理(癖)らしいのですが、逆効果になることが多いような気がします。
(KAJIDAS)
http://www2.jfn.co.jp/next/podcast/kajidas/dl/kajidas_vol32.mp3
(怒らせ方)
http://jp.youtube.com/watch?v=JKfQFvxQ-cw
http://www.nicovideo.jp/watch/sm678498
http://www.nicovideo.jp/watch/sm906812
http://www.nicovideo.jp/watch/sm906895



2007年09月04日(Tue)▲ページの先頭へ
株式市場と実体経済
 世界の金融マーケット(株式市場、債券市場)は、例のサブプライムローンの問題の影響か、なかなか安定しません。
 数日、ちょっとづつ上がったかと思うと、一日でガーンと下がったり、ということを繰り返しています。
為替も、円キャリートレード解消の影響で、下がったり、もどったりを繰り返しています。

ところが、実体経済に関しては、結構力強く、安定した成長を続けていると考えられています。

株式市場は、長期的には実体経済と一致すると考えられていますので、ひょっとすると株式市場もそのうち安定した動きに戻るかもしれません。他方、株式市場は、実体経済の先行指標であると考えられているので、実体経済は、今後減速していくとも考えられます。

今週は、アメリカで、景況感指数や、雇用統計など実体経済の重要な指標が発表されます。「マーケットの問題が、実体経済に、どのような影響を与えているのか?」という観点で、注目しておきたいところです(なお、今日は、レーバー・デーでアメリカのマーケットはお休みです)。
http://www.fxprime.com/excite/bn_toukei/toukei_us.html



2007年08月26日(Sun)▲ページの先頭へ
ジニ係数とは
 現代の日本は、人々の所得格差が広がりつつあるそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070824-00000014-yom-pol
http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/data-kou6/data17/H17gai.pdf
昔は、一億総中流とかいっていたのに、バブルを経て、バブル崩壊、そこからの立ち直りの過程をへるなかで、格差がひろがってきました。
高齢化社会(現役世代の減少)、パート、アルバイト、派遣といった非正規雇用というものが、一般化し、そこに固定化していく傾向(フリーターなど)が影響しているものと思われます。企業の側から言えばリストラということになるのでしょう。

この、格差社会の程度をあらわす指標の一つがジニ係数です。ジニ係数の厳密な定義は「ローレンツ曲線と対角線に囲まれた面積」ということらしいのですが???

ジニ係数は、0から1の間の数字で表現され、1に近づくほど、格差の程度が広がっていると考えられます。現在の日本のジニ係数は0・5263(2005年現在 再分配前)となっています。思ってたより高いんだなあ!


(ジニ係数の定義)
http://www.nihonkaigaku.org/ham/eacoex/100econ/120doms/122dist/1224inc/gini/gini.html


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