企業経営

SE会計士のブログ




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2009年11月30日(Mon)▲ページの先頭へ
戦え日本企業
最近どこの企業に行っても業績が芳しくないことが多く、暗い話題になることが多くなってしまいます。

その中で、政府はコストカットの目的で事業仕分けを行っています。

このような作業は、税収の倍以上の支出をする財政において、いままでの無駄を見直す緊急手段としては有効だとおもいます。(外資に買われて、リストラする企業みたいなもの)

ただし、いくらコストカットをしても、それだけでは政府の仕事は完成しません。

しぼんでいくパイのなかでうまく、パイを切ったところで、一人一人のパイの取り分は、ドンドンと小さくなっていくばかり。むしろ、国民が元気になってパイそのものを大きくする政策が必要です。
最終的には日本が魅力のある財サービスを提供しない限り、終わりがありません。

そして、企業はかつての伸び盛りのころのような、「海外の企業に負けない商品をつくれる」という、企業としての戦う姿勢をもつことがもっとも大切です。


2009年07月17日(Fri)▲ページの先頭へ
GTD
 私もサラリーマン時代も含めて、いろんな業務処理、仕事整理のテクニックを使ってきました。

能率手帳やリファイルも使ってきましたし、PDAという携帯型電子ツール(ザウルスなど)もやってみました。また、ノウハウと呼ばれるもの、エルシーエーの開発したDIPSやらTQCの各種テクニック、コンピュータ開発技法のUML、監査の手続書、チェックリストなども、使ってみたりしましたが、それぞれ一長一短です。

とりあえず、自分にあったものがあれば、それを使い続けて、使い方に習熟していく。そして今のやり方に、不具合があれば、工夫してみて、、、
それでも解決しない場合はほかの方法を検討するのが良いと思います。


同僚の中には、フセンを多用する人もいて、なにかプロジェクトがあると1フセン1タスクで大量のフセンを目の前の紙に張っていく人もいましたね。いろいろ張りなおしたりして、1タスクが終わると対象のフセンを引っぺがして、捨ててしまう。フセンが全部なくなったら、プロジェクト完成といった具合です。最近でしたら、携帯電話でスケジュールから業務管理まで、なにからなにまで、やってしまう人もいますね。親指がおかしくならないか心配です。


最近、流行しているのが、GTD(Getting Things Done)といわれる方法で、ネットや雑誌などでよく紹介されています。これに関連するツールも有料、無料で配布されています。

詳細は、次の記事を見ていただくとして、
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0607/21/news010.html

ポイントは
1、いま抱えている仕事を全部リストアップする。
2、2分以内でできるものはすぐやってしまう。
3、2分以内でできないものは、

 イ)他人に頼む(頼んだものは連絡まち案件に)
 ロ)今やれないものは、カレンダーに予定を組み込んでおく。
 ハ)大きすぎる仕事は、プロジェクトとして取り扱い、細かなタスクに分解したり、手順、計画を考える。
 ニ)「いつかやるもの」として、現時点ではペンディングにしておく
のいずれかに分類する。

4、日、週、などのタイミングでレビューしチェックする。

おそらくポイントは、1のリストアップで、いちど全部吐き出すことで、頭の中に抱えている膨大なもやもやを忘れることができ、ストレスから開放された気持ちで、サクサク仕事を進めていくこと。

各種関連ツール

http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/gtd/0005

グーグルカレンダーとグーグルノートブックをうまく使うと、良いらしいですよ。


2009年05月22日(Fri)▲ページの先頭へ
エコポイントはエコにあらず
エコポイントというのがスタートし、エコな家電(液晶テレビや白物家電、クーラー)を買うとポイント還元されるようになりました。

政府の不況対策の一環ですが、実はこの制度、あんまりエコでもないらしい。

たとえば、テレビですが、古いブラウン管のテレビを買い換えて、液晶テレビを購入したとします。同じ画面サイズのテレビだと、たしかに、消費電力が少し減ることもあります。
ところが、実際に購入するときは、今までのと同じサイズのテレビを買うと、どうしても小さく見えてしまいます。(人の生活位置は変らないのに、テレビの厚みの分だけ奥の壁際に置かれるため)。

ですので、買い換えるとき今までよりもワンサイズ以上大きなテレビを購入することが通常。

そうなると、前のブラウン管のテレビの方より、今の大きな液晶テレビの方が、消費する電力量が増えてしまうこともよくあるとか。

それだけでなく、まだ使える旧型テレビを処分し、新しい液晶テレビを製造、輸送、販売する行為そのものが、CO2を大放出する結果に。

こうなると、エコ?ポイントといわずに、単なる「家電ポイント」「地デジ推進ポイント」といったほうが正確かもしれません。


2009年05月21日(Thu)▲ページの先頭へ
今回の新型インフルエンザについて
北朝鮮ミサイルのときにも、書きましたが、今回の新型インフルエンザの対応についても、危機管理の甘さが露呈しています。

私は関西にいるので、マスクをつけた人が大勢いて、危機感を感じるのですが。

1、正確な情報はどこに?
枡添厚生大臣は、「正確な情報に基づいて、おちついた行動を」と呼びかけていますが、どこに正確な情報があるのでしょう?
新聞やTVが一番正確らしいとは思いますが、

発熱があるときの電話番号はわかりましたが、発症者以外の人はどのようにすれば良いのか?日常生活、経済活動を維持しつつ※、被害を食い止める政策が緊急に必要です。
(1000円で高速に不要な車を走らせCO2やウイルスを全国に、ばら撒くことは、緊急に必要な経済対策じゃないよ!)。


2、水際対策?
海外から帰ってくるとき、赤外線カメラで監視しているようですが、実質自主申告で、あまり厳しいものではありませんでした。
今回の件で多少厳しくなったのでしょうが、海外から入国、再入国する人数をかんがえると、これで防ぎきれるわけがない。案の定、関西で発症した事例は、もともと何処からどのように感染してきたものなのか?経路を追うことも難しい状況です。

3、今回の件で終わりじゃない。
今回の発症者には、まだ、重篤な状態になっている人はいませんが、まだまだ油断はできません。

まず、今回の新型インフルエンザ、季節性インフルエンザに近い弱毒性といってますが、死者数等かんがえれば、季節性インフルエンザより毒性は大きいのではないでしょうか。
また、このインフルエンザが秋から冬に、再流行したとき弱毒性から今日毒性に変異する可能性もあります。
また鳥インフルエンザの脅威もあいかわらず残ったままです。

くれぐれもご注意を!!

※関西で発症したため企業では「関西からの出張は、当面自粛していただきたい」といった方策が採られて、当初予定していた出張スケジュールの変更が頻発。
また、学生は、臨時休校のため?町のゲームセンターやカラオケボックスに入り浸っています。


2009年04月10日(Fri)▲ページの先頭へ
ストレステストと資産評価
昨日ぐらいから、アメリカの大手銀行が、ストレステストに全行合格するだろうという、情報が出回っています。

そのためでしょうか、昨晩ダウ平均は大きくはねあがり8000ドル台に、日本も本日上げています。

ところで、この話を聞いたとき、直感的に、「基本的なところが分からない」と感じたのですが、、、
まず、
1、サブプライムローンをはじめとする、アメリカの金融機関の不良債権は、複雑に証券化され、誰がどれだけ損をしているのかわからない。
そのため、疑心暗鬼となり信用不安が起きている。

そして
2、ストレステストは、金融市場での不測の事態(おおくは、暴落でしょうが)が起きたとき、金融機関が耐えられるかどうかのテスト


ということであれば、ストレステストには、金融機関が持っている資産の査定やリスクの判定(オンバランス オフバランス含む)が入っているはずなのですが、、、通常、1の前提の下で2が判定できるわけがない(判定不能かもしくは特定の仮定の下で)。そこしでも監査をかじった人なら当然の理屈!それとも、査定できないものが、査定できたということなのでしょうか?

また、全員合格するテストって、それは、はじめに全員合格ありきのテストなのでしょうか。それとも、実質的なリスクにまで踏み込まない、形式的なテストなんでしょうか。
どうも、理解不能???

いずれにせよ、株は人気投票なので、株価的には、良い反応をしているようですが、ストレステストで合格した金融機関が後日、破綻したらどうするのだろう?


2009年04月06日(Mon)▲ページの先頭へ
危機管理を考える
昨日、北朝鮮からミサイル?が発射されましたが、とりあえず、何処にも被害がなくて一安心。

ただ、今回の対応を見て、気になる点が何箇所かありました。

1、なんだあのFAXは?

今回の発射は、事前に予告があり、日時も大体予想できる状態だったので、テストで言ったら、出題範囲が指定された模擬テストみたいなものでした。

それに対する情報網として、
日米の衛星やイージス艦などの情報が、発射の情報を得ると同時に、防衛省に到着(まあ、ここまではよい)

その後、官邸に連絡が入り?自治体に、エムネットで配信(もしくは、FAX?)。その後、各自治体で判断して住民に知らせる。といったシステムだったらしい。

これを見て、いくつか気になる点が、、

まず、危機が予想されるときは、韓国のように、首相は防衛省につめておいて、即時判断を下せるようにしておいてほしい。
それから、自治体への通知は、安全確保のため2ルート用意しておくことは、理解できるが、エムネットは、まだテスト段階の様子。
傍受されない別回線というならともかく、通知するだけなら、インターネットでもいいのでは?コストも激安だし!それにインターネットはもともと軍事技術。


それと、もう一つのハイテク機器?FAXだと「受信用紙がない」とか「表裏逆に送っちゃった」とか誰しも経験のあること。こんなドジッ子の単純ミスで命を失いたくないなあ。


それから、緊急事態に対して、官邸から国民へのホットラインもあったほうが良いでしょう。ネットでも、電波でも、電話でもいいから。


国は、民間企業に内部統制だ、コンプライアンスだと厳しいことを言うわりに、自らの危機管理の体制は、かなり問題があるように見えます。
こんな政府に自分の身の安全を任せておいて大丈夫か不安に成ります。
(本当の緊急事態なら予告なしだよ!)


2、誤探知さわぎ
発射前日の誤探知による、誤放が問題になっていますが、これは逆にそれほど気にする必要はないと思います。
もちろん、原因を分析して、正確な情報があがるようにしておく必要はありますが、誰の責任だとかいう必要はない。

ミサイル発射といった悪い情報、危機情報は、スピードが命で、多少不正確でもこれくらい早く知らせてもらう方がよい。(拙速は巧遅にまさる)

担当者の判断ミスとのことだが、その判断にある程度の合理性があり、スピードを重んじた結果なら、責任はないと考えます。

3、だからどうしろと?
今回発射されたと報じられた後「じゃあ、どうしたら良いの?」と誰しもおもったんじゃないかと思います。

たとえば、今回の燃料にはかなり毒性の強いものが使われていたようですから、「表に出ないようにする」とか、「できるだけ強固な建物の中にいる」とか
いくつもとるべき手段はあったように思いますが、、、、(不安をあおらないというもの分かりますが)
このあたりの対策もキチンと出して欲しいものです。


結局、今回のミサイル発射騒ぎは、「政府の危機管理は、神戸の震災などの教訓もあまり生かされておらず、まだまだ問題がいくつもある」ということがわかったのが最大の成果じゃないかと思っています。


2009年02月20日(Fri)▲ページの先頭へ
金、1オンス1000ドル超え
金が1オンス1000ドルを超えました。

金は、「有事の金」といって、戦争などA経済をとりまく情勢が非常に不安な時に価格が高騰します。

安全確実な資産を求める人間心理の反映です。

恐ろしい、時代になったものです。

※以前、金関係の仕事をされてる人に、「有事の金」の話をしたら、
「いまは、そんなことはありませんよ。それは昔の話ですよ・・・」と言われました。ほんの1年半程度、前のことです。


2009年01月07日(Wed)▲ページの先頭へ
年越し派遣村?
この年末年始、派遣を切られて職を失った人が、厚生労働省の講堂にとめてもらって、年を越したそうだ。

厳しい不況のあおりをうけての社会現象のような報道がされているらしいけど、、、、

仕事をなくした人は、たしかに、気の毒だと思います。ただ、この行動をみていると、なにか、それ以上の意図的なものを感じます。
そう思うのは、私だけなんでしょうか。先頭に立ってあれこれ要求している市民運動家の人もなにか、怪しげだし。

よく東南アジアの軍事政権の国などであるように、市民が特定の場所に集まってきてデモをして、結果、軍と市民が衝突するといったことがよくあります。自然発生的なものもよくありますが、扇動者による意図的な誘導で発生することも少なくありません。もちろん、緊張が高まれば国民は外出禁止となるところ。

この年越し派遣村の行動は、それに近い空気を感じるのですが、考えすぎでしょうか。(そういえば、オーストラリアの過激な環境保護活動家の示威行動も同様の気配が、感じられます)

(ところが政府も集まってきた人も、あまり慣れてないのか、炊き出しを食べたりして、おっとりした空気でやってますけど。ほんとに大丈夫?平和ボケで緊張感なさすぎでは?)



2008年12月09日(Tue)▲ページの先頭へ
初心忘れるべからず
何事も、そうですが、始めたばかりのころは、慣れないことばかりで、つまらないことで、小さな失敗を繰り返します。ところが、2年3年とやっていくうちに、段々と慣れてきます。最初のころよりは、格段にうまくこなすことができるのですが、実は、そのころが一番危ない。

変な自信や他人からの中途半端な信用を持っているので、取り扱う量も、かかわってる人も、最初のころから比べるとずいぶん沢山になっています。そのタイミングでの、ちょっとした気の緩みから起きる失敗は、取り返しがつかないほど酷い結果をもたらすことがよくあります。

たとえば、融資(借金)でもそうです。最初のころは国民金融公庫から、100万円200万円借りるのでも、「大丈夫だろうか、こんな大金借りてしまって、もし失敗したら、どうなるのだろう?どうやって返そうか?」と寝れない夜をすごすものです。ところが、商売を始めて、5年も6年もたつと、3000万、5000万借りるのも案外平気になって、甘い見込みで、実行したりします。とても恐ろしいことです。

以前、私が開業当初のころ、出会った人に、すでに何十年も商売を続けている中堅会社の社長であるにもかかわらず、創業セミナーなどによく参加されている方がおられました。
別に、知識が欲しいわけではなく、営業あいてを探すつもりでもなさそうで、「なんで参加されてるのかな?」と感じたものです。今から考えると、「初心」を取り戻すきっかけとして、参加されているのだと理解できます。

※最近よく聞いている下関のポッドキャスト放送(くりらじ)で、ベーシックだけどわりと面白い、創業セミナーが放送されています。初心を忘れてないか気になる人は、一度聞いて見られてはいかがでしょう。

http://c-radio.net/link/sasaki.html


2008年11月18日(Tue)▲ページの先頭へ
金融は黒子
相変わらず、株価の低迷が続いて、連日「どうなんだろうねぇ!」というのが挨拶代わりになっています。最近では、実体経済にも影響し、「あの○○も大幅下方修正だって」ということもよく話題に上ります。

いつ株価が回復するのかは、誰も読めません。ただ、今にして思えるのは、「過去数年間における、アメリカをはじめとする先進国の経済活動は、何かおかしく、本筋を外れていたんだなあ」ということです。

つまり、アメリカ経済の供給面で言えば、本来の経済活動である、「モノを作ったり」、「ひと様にご満足(サービス)を提供したり」「研究の末、あらたな便利なものを発明発見する」ことにより、新たな価値を生み出す(主演者)が後ろに引っ込んじゃったこと。そして、本来なら、そのような価値を生み出す人々(企業)の後ろで、資金面や安全性をサポートすべき黒子たる金融機関が、舞台の真ん中で踊り歌い始めたのが間違いの元だったのでしょう。

反対に需要面からみれば、本来の保守的なアメリカ人が持っていた、モラル、神の下で、誠実に勤勉に頑張って働く対価として得た報酬一部を大切に使う生活を忘れ、借金をして、将来の金で、今の贅沢を享受する生活スタイル。それを後押しする生活金融の仕組み。その結果生み出されたのが、貧富の格差であり、希望の見えない今のアメリカ社会なのでしょう。

もうすぐアメリカの政権は変わります。その経済政策が注目されてますが、当面の財政出動や金融緩和は、あくまで小手先の経済誘導技術にすぎません。本当に大切なことは、新政権が、今一度、健全なアメリカ社会をつくり直すことができるのか?それとも方向性を失って、カタストロフィー(戦争・暴動など)に突入するのか?ということです。
とても重要な岐路に立っています。




2008年11月09日(Sun)▲ページの先頭へ
GMショック
アメリカを代表する自動車大手GM(ゼネラルモーターズ)が、先日発表した第三四半期決算で、42億ドルの大赤字となりました。それだけでなく、流動性(資金)ショートをおこす恐れがあり、早々に資金を調達しないと、大変な状況になることがはっきりしてきました。(もちろん、クライスラーとの合併など、いままで、検討されてきた、改善策もいったん白紙に)

金融業界を駆け回っていた、クライシスが、実体経済にまで及んできたということでしょう。

ところが、GMの場合、金融業界以上の難しい問題があります。
まず、金融の場合は、保険(AIG)や保証(フレディーマック)は、公的なものだから救済、リーマンBrは、金持ちの投資の失敗の自己責任だから救済しないといえたのですが、自動車メーカーの場合はどちらの判断になるのでしょう。
救済すれば、他の業界も次々と救済を求めてくるでしょうし、救済しなければ、その経済への悪影響はリーマン以上のものがあります。

オバマ新大統領は、比較的、自動車業界に好意的だと言われていますが、判断は非常に難しい。

GM株価
http://finance.yahoo.com/q?s=GM


2008年10月06日(Mon)▲ページの先頭へ
PBR一倍時代
株価の下落がつづき、下げ止まる様子がありません。米政府の75兆円の債権買取も効果なしと市場は判断しているようで、投資家は「あれよ、あれよ」というまま値下がりを見ている有様です。(もうこれ以上下がらないという、自信が誰ももてない状態)


日本の主要な株価を見てみても、最安値水準に近く、日本を代表する優良企業でもPBRが一倍前後の状態です。(ソニー、シャープ、トヨタ、電力、三菱UFJ銀行、新日鉄等等)

PBRは、その会社の総株価を純資産で割った比率です。時価と簿価の差があるものの、理論的には、会社の財産を全部処分し、借金を返済した残りのお金を株主に分配するときの処分価格に近い。(下限価格と理論的には考えられます)

 つまり、会社そのものの価値(ブランド、信用、人的パワー、ノウハウ、将来の可能性等々)を認めることができず、土地、建物、債権等財産の塊としての価値しか市場は認めることができなくなったという状況といえます。



2008年09月30日(Tue)▲ページの先頭へ
不良債権買取(金融安定化法案)を議会が拒否
アメリカの金融恐慌を抑えるため、RTCが金融機関の不良債権7000億ドルを買取る金融安定化法案が下院で拒否されました。
それにつれて、ダウは777ドル大幅下落、日本でも株価は大きく値を下げました。

このまま、放っておくと、大恐慌の二の舞いになるので、何か手を打たないといけないのは、当然のことでしょう。ただし、ここ数年金融機関のトップが莫大な報酬を手に入れて、その失敗のツケを、国民の税金でまかなうのは、納得できないのもわかります。(選挙を控えた議員にとっても簡単に可決させるわけにはいかないでしょう)

否決は微差での決定でしたので、何らかの修正を伴って、債権買取り案が成立するとは思いますが、非常に厳しい状況がつづくのは、間違いないでしょう。


2008年09月21日(Sun)▲ページの先頭へ
RTC(整理信託公社)とは
最近のアメリカの金融パニック(リーマン破綻、メリルリンチ買収、AIGの救済)を沈静化させるために、アメリカ金融当局はいろいろな手を打ち始めています。

そのひとつが、RTC(整理信託公社)の設立です。
RTCとは、不良債権を買い取る組織であり、アメリカで、多くのS&L(貯蓄貸付組合)が破綻に陥ったときに、その不良債権を買い取る機構として設立されたものが有名です。

RTCが金融機関の不良債権を買い取ることによって、サブプライムローンで「どこまで損失が広がるかわからない状態」を脱し、金融機関の損失を確定させることができます。これは、「証券化されて、損失の大きさがわからない」というサブプライムローン問題の本質を解消させる機能であり、今後、金融再編を進める上で、結構重要です。
(なお、S&Lの危機のとき、RTCが買い取った債権は、その後、大半が回収できたという実績もあります)


日本では、同じような組織として、RCC(整理回収機構)があります。



2008年09月16日(Tue)▲ページの先頭へ
助けないのも選択肢?
ついに、リーマンブラザースが破産してしまいました。
原因は、サブプライムローンによる影響で、重大な資本の毀損を受けていたこと。そして、政府による救済策が結局受けられなかったことが原因です。

ポールソン財務長官(ブッシュ政権)は、はじめから政府によるリーマン救済ということは考えていなかったようですが、微妙な難しい判断だったと思います。

救済をすれば、「税金をつかって、特定の私企業の失敗をカバーする」ということになりますが、信用不安を一時的に回避させることもできたでしょう。事実同業のベアスターンズ社は、これで救済されています。

逆に救済しなければ、筋を通すことになりますが、大きな信用不安、信用収縮を起こす可能性があります。

その影響の大きさを考えれば、今回の政府の判断は、かなり批判も多いことでしょう。ただ、前向きに考えると
「どんな無茶な経営をしても、大きな会社は最後は政府が救ってくれる」という、甘えをアメリカ資本主義は結局、許さなかった。ということでしょうか。

※今後は、証券から金融(銀行)や製造や流通など、他の業種での大型倒産や統合がありえます。そのたびに政府は、企業を救済するか否かの選択を迫られます。

アメリカの景気回復は一通りその洗礼を受けたあと。

この調子だと、明かりが見えてくるのは来年、本格的に景気が回復するのは2010年以降か?



2008年09月01日(Mon)▲ページの先頭へ
景況感
最近の企業を取り巻く、経営環境ですが、決して芳しくはありません。

建設関係は、あきらかに、悪い状況がつづいています。特にマンション関係は、売れていません(少し前までは、低利で資金調達が容易にできたため、作りすぎ)。逆に今は、金融機関の貸出姿勢が極めて慎重なため、資金繰り悪化している企業が多い。昨年問題となった、許認可関係の遅れの影響もまだ残っていますし、公共工事も見直す自治体も多く、当面厳しい状況が続きそうです。

メーカーは、原材料価格(特に石油)が上昇していて、企業利益を圧迫しています。為替の影響も、好材料とする企業も一部ありますが、大部分は悪材料となっています。また、石油価格の上昇は、輸送・運輸や農業・漁業などにも悪影響を与えています。

医療や社会福祉関係ですが、こちらも、財政赤字で、保険点数が頭打ち。当面好転しそうな気配もありません。今後の高齢化社会を支える体制としても心もとない状況です。

ITやレジャーなどは、これも企業の景気が良くなるのと連動する性格の業種ですので、やはり、あまり好材はなし。

こうしてみると、悪材料ばっかりですが、よく見てみると一部には、しっかり利益を上げている企業もあります。付加価値が高い企業、他社や外国に簡単にマネされないような技術のある企業、などは、がっちり利益を上げています。
こうした企業が、高い技術や付加価値をつけることができたのは、ある程度業績が確保できているときに、しっかり将来投資を行ってきた結果です。

※あと、金融関係は、あいかわらず低利調達、高い手数料を維持していますので、本来であれば、資金があまってくる状況でしょうが、現状は、貸し出しを渋っています。諸投資の失敗、貸倒リスクの拡大、や株価低迷が響いているんでしょうか。


2008年07月25日(Fri)▲ページの先頭へ
アメリカの空売り規制
アメリカで、大規模な空売り規制が行われるようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080725-00000030-reu-bus_all

自由経済の信奉国である、アメリカで市場を規制する動きがでるとは、ある意味、驚くべきことです。

結局、実体経済を上回る金融市場の動きが、実体経済に悪影響をあたえており、それを市場内で、どうにも解決できなくなってきたこと(市場の失敗)の現われなんでしょうね。



2008年07月07日(Mon)▲ページの先頭へ
だらだら下げる株価
日経平均が10日以上下げがつづいており、これは、54年ぶりだとか。

まあ、一気にドーンと1000円ぐらい下げているのではなく少しずつだらだら下げているので、金額的には、歴史的な下げという感じはありませんが。

ただ、個人的感想をいえば、こうしたダラダラ下げる状況はあまり好きではありません。

何か原因がはっきりしていて、ドカンと下げる場合は、パニック売りなどの要素もあり、買いでリバウンドをねらうこともできます。ところが、ダラダラ下げた場合は、原因がなにで、どこが底なのか、さっぱりわかりません。

また、往々にして、ダラダラ下げた後、「もう大丈夫だろう」と思って買いに走ると、いきなり、ドカンと大きな下げの局面が来たりすることも何度か経験しています。

今回の下げは、アメリカとEUの金利政策、サブプライム・物価高の実経済への影響などが、複雑に絡み合っているので、チョットした衝撃で、株価がふらふら動く最も嫌な場面です。


2008年06月09日(Mon)▲ページの先頭へ
生活必需品の値上がり
神戸物産という会社が運営している、「業務スーパー」という激安スーパーが、家から歩いて数分のところにあります。

とりあえず、かなり安いのが売りなので、商品を選んで、時々利用していました(安くても品質の悪いものは敬遠)。

そうして購入していた商品のひとつにパスタがありました。
いままでは、500g88円のパスタを買っていたのですが、先日入ってみてびっくり、なんと135円になっていました。
このスーパーでこの値段ですから、他の店では350円ぐらいになっていました。他にもバターなどいろんなものが大幅値上がり。

石油だけじゃなく、小麦もものすごい勢いで価格が上がっているとは聞いていはいました。投機マネーの株式市場から商品市場への流入、バイオエタノール、原油コストの増加、生産国の輸出規制などが原因と言われています。

ついに、われわれの生活で実感できるところまで、その影響が出てきているようです。


2008年05月05日(Mon)▲ページの先頭へ
グループウェアの導入
いままで、自分のスケジュール管理や、事務所の連絡などは、自分のPDAや、ホワイトボード、電話などを使っていました。

ところが、最近は、それだけで、追いつかなくなってきて、困った状態に。

急な予定変更に対応できなかったり、連絡もれ、準備不足、が起きると、次々に、予定が崩れてきます。また、事務所内で、お互いに知ってると思ってることを知らないと、思わぬミスの元になります。

そこで、自分の予定、タスク管理、事務所内の連絡網としてグループウェアを使うことにしました。
(IT用語辞典 グループウェア)
グループウェア


グループウェア自体は、前に勤務していた事務所でも使っていたので、メリットはよく知ってるつもりでした(とくに情報共有化)。ところが、最近のグループウェアは、もっと、いろいろ多機能に進化していて、インターネットや携帯でどこでも操作できるのも当たり前のようです。

いま使っている機能は
1、スケジュール共有
2、TODO(個人のTODOから、他のメンバーへの参加依頼も可)
3、アナウンス(参加者全員へのメール通知)
4、資源管理(応接室予約管理)
5、ファイルホルダー
6、業務関連リンク集
7、顧客情報管理
です。

種類もいくつもありますが、ご自身の仕事に一番ぴったりしたものをテストしてから、導入するソフトを選ばれるのがよいでしょう。
少人数だと無料のものもあるようです。
(サイボウズ)

(teamgear)
http://www.teamgear.net/teamgear/TG/top/

(ロータスノーツドミノ)
http://www-06.ibm.com/jp/software/lotus/products/nd8/


2008年04月14日(Mon)▲ページの先頭へ
開業当初のお客様の第二創業期
 先日、私の顧問先の会社の新年度に向けての決起集会に出席させていただきました。

その会社は、私が、税理士として独立開業した当初から、おつきあいさせてもらっている会社です。社長様をはじめ、ほとんどの幹部の方と懇意にさせていただいています。

この会社、介護関係のお仕事をされていて、開業当初はとても勢いがありました。

はじめは、脱サラした、社長夫妻と社員の方一人で切り盛りされていましたが、すぐに、求人、設備の増強を図られて、会社は、みるみると大きくなっていったことを覚えています。

(社長夫妻の人柄でしょうか?多くの利用者の方に、好かれていたのが、大きかったんだと思います。)

また当時の時代環境も介護関係の仕事に追い風で、報酬単価も今から考えると高く、各種助成金などのあり、資金調達、人材確保も比較的、用意だったような気がします。


そのころの、その会社から受けていた相談事といえば、「人の使い方をどうしましょう」とか、「ライバル企業との関係」の話が多かったような気がします。
業績そのものも気にはされてましたが、どちらかといえば、「結果として何とかなってた」という感じでした。

ところが、2年ぐらい前から、介護業界にも逆風が吹くようになってきました。
ご存知のように報酬単価も実質引き下げられるようになり、かなり厳しい経営を迫られています。
相談ごとも、数字を前にしての、シビアな経営判断を迫られる問題が多くなってきました。

そのため、現状の事業をキッチリと固めつつ、綿密な計画の下、新たな設備投資をして新規事業をスタートさせることとなりました。

いわゆる、この会社にとって第二の創業期が来たことになります。

今回の決起集会は実は、この第二の創業期を迎えるにあたって、どのような方向に進むのかを決定付ける大事な決起集会だったのです。


私自身は、第二創業期を迎えた会社を何社か見てきましたが、そこを乗り切った会社の特徴というものを考えてみました。
すると、次のようなパターンを踏んだところが大きく成長していることに気がつきました。

1、特定の成功パターンをつくって、それを大きく広げていく。
たとえば、会計事務所なら、特定の業種(お医者さんや建設、学校)に特化する。飲食店なら、運営をレシピ化、マニュアル化して店舗数を拡大する。といったことが、その後の成長のきっかけになったところが少なくありません。

2、いままでの事業を、キチンと見直していく。
新規事業をやれば成功するならば、みんな、やっています。新規事業をやれば必ず問題がいくつか発生します。そのとき、頼りになるのが、いままでキチンと踏み固めてきた既存事業です。

たとえば、新規事業を何店舗か運営したけれど、その中の不採算店舗を閉鎖する時など。今の事業を見直すことで、企業としての余裕を生み出し、安定成長のきっかけになったところも数多く見かけます。

3、数多くの支援者がいること。
 安く買ったものを高く売るのが商売の大原則です。ただし、コレだけでは、絶対に、商売は破綻してしまいます。
それに必要なことは、商売を継続させること。その為には信用を積み上げて、支援者を増やしていくこと(してきたこと)が大切です。
これは一日二日でできるものではありません。

実は、
私自身、この会社の新規事業について、1番2番はこれから、経営努力の中で作り上げていくしかないと考えています。ただ、3番目の要素については、間違いなくそろっていると思われたので、この会社の新規事業の立ち上げを全面的に応援しようと思っています。



2008年01月16日(Wed)▲ページの先頭へ
日経平均株価チャート
年初から、株価はガンガン連日下がり続けています。
今日も、日経平均370円ほど下がっており、「下がりすぎ」との声もかき消されるような状態がつづいています。

このような状態になったとき、明日、明後日はという短期的な視点で見ていても、おろおろするだけ、、、むしろ、一歩引いて見る鳥瞰の視点が大切になってきます。

たとえば、下の図は日経平均の5年チャートです。

スタートは、2003年の1月、日経平均は8000円程度で低迷し、バブル崩壊後最安値圏でうろうろしていた時代です。大銀行に公的資金のつぎ込み、大合併で建て直しをはかった時期です。企業も、リストラで、雇用は、最悪の状態でした。

2004年になって、日経平均は10000円を回復していましたが、まだまだ低迷、踊り場の状態をつづけています。(ただ、そのころ、株価が割安水準にあることに目をつけて、買いに回っていた投資家もちらほら、出てきたころですね。

それで、2005年後半からグーンと株価が上がり始めます。外国人投資家がメイン、多少の短期的変動はあるとはいえ、16000円、17000円と上がり続けました。このころ、ライブドアや村上ファンド、などマネーゲームが繰り広げられました。

そして、2007年前半は18000円を超えるラインまで来ましたが、夏にサブプライムローンの問題がアメリカで発生し、その余波が日本市場に影響(というか、アメリカ以上に値下がり)、今に至っています。


こうして見ると、他人が「株は儲かる」と言い出したときが天井で、「株って危ないよ」というときが買い時ということが判ります。

今回の日本の株価の急激な値下がりの原因を、
単なるサブプライムローンの余波の行き過ぎと見れば、今後株価は回復するでしょうし、、
逆に、日本市場の魅力がなくなったことによる構造的な原因によるものと見れば、株価は12000円ライン(ちょうど株価が上がりだしたライン)を目処にしばらく下がり続けるでしょう。

あなたは、この5年チャートを見て今後の株価をどう見ますか。


2008年01月08日(Tue)▲ページの先頭へ
原油価格100ドル超えは、いたずら??
年初、株価が暴落した原因の一つとして、石油価格の(1バーレル=)100ドル越えがありました。
心理的にも、99ドルというのと、100ドルの大台に乗るのでは、違うでしょうし、「これからインフレになるんだ。。。」という弱気感をあおるものでもあるでしょう。

ところが、この100ドル超え、成立したのは極わずかな取引だったとか。

実は、あるトレーダーが、「おじいちゃんが、はじめて100ドルをつけさせたんだ!」と孫に自慢するために、損失覚悟(といっても6万円程度)で成立させた価格だとか。

膨大なマネーの中で、個人の極わずかないたずらが、世界経済を揺るがすというのは、ちょっと、滑稽な感じもしますが、、、、

石油という戦略商品が、実は、それぐらい不安定な形で価格形成されている(つまりバブルの状態)という、ひとつのあらわれではないかと考えます。
確かに石油は、長期的には、エネルギー需要の高まりとともにあがっていくものではありますが、現在の高い石油価格はちょっと異常に感じます。
ひょっとすると、今年は、その反動がきて、「あっという間に石油価格が大暴落」なんて場面も、あるんじゃないかと密かに思っています。


2008年01月05日(Sat)▲ページの先頭へ
株価に一喜一憂しないほうが・・・
年明け大発会の株価が大きく値下がりしたことが大きく報じられています。

その後に注目された、NY証券取引所も今朝、株価を見たら、大きく値を下げていました。

年越しで株を持っていた人は、年明け早々、やきもきしていることかもしれません。

ただ、経験上で感じることですが、日々の株価にパニックになったり、一喜一憂する必要はないと思います。


私が、最初に株式投資を始めたのが1990年(バブル絶頂期)からスタートしたので、その後何年にもわたり値下がりを続けました(何たるタイミングの悪さ)。その為、「何も考えずに株を買って株じっと持っている=損をする」という、市場観が自分の中に出来上がっています。

しかし、そうした市場観をもっていても、短期に売り買いすれば儲かるとも思っていません。そうした短期売買では、9連勝しても、たった1敗するだけで、それまでの儲けを全部飛ばしてしまうこともよくあるからです。

では、どうすれば確実に利益が出るのか?大きく損をしないか?

それは、「市場を自分の目で良く見ること」に尽きると思っています。
それも、1日2日の株価ではなく、中長期のトレンド(囲碁将棋でいうところの大局観)で見て見ることです。そうすると、下がってばかりの株のなかに、じっくり値を上げていく株も見つかるはずです。それらの企業を研究し、自分の投資スタンスとの相性も考えながらじっくり取り組んでみると、売り買いのタイミングもよくわかりますし、そんなに大怪我もしません。

一番良くないのは、よく知らない株を、他人に勧められるままに、売り買いし、損切りを繰り返すパターンです。

また、「分散投資で安全ですよ」という言葉を鵜呑みにして、よくわからない仕組みになっている投資信託などに投資するのも、いかがなものかと思っています。「調理法のわかっている毒キノコ」と「どんな毒があるかないかわからないキノコ」のどちらを食べる方が安全か?それと同じ理屈です。



2007年12月20日(Thu)▲ページの先頭へ
来年の予想
昨日、今年の十大ニュースを発表しましたが。来年はどんな年になるのでしょう。とりあえず、私なりに予想を、、、

1、消費税UP
従来から、財政赤字がどうにもならない状況になっているにもかかわらず、選挙のために伸び伸びになっている、財政問題。おもだった選挙が終わると、この問題が浮上してくることでしょう。

2、アメリカ、中国、インド経済の減速?
中国インドは、加熱気味、、、北京オリンピックまでは何とかつなげてきましたが、コレが終わると、元切り上げとともに、減速の方向に行くのでしょうね。バブルをつないでいったアメリカ経済もサブプライム以降、減速に進んでいます。
反対に、資源を押さえている、アラブ、ロシアに資金が、、、
EUや日本が見直されてくるのか、アメリカと一緒に減速していくのか、、ポイントとなる年となりそうです。

3、IT戦国時代。
マイクロソフトもかつての勢いはありません。グーグルが威張っていますが、この世界は、すぐに次の強者が現れる世界。
舞台は、パソコンから、携帯電話、ゲーム、ICカード、TVなどに広がって、、、、ITの世界は戦国時代の様相が続いていくことでしょう。



2007年12月13日(Thu)▲ページの先頭へ
メジャーSQ
今週、株価が乱高下しています。
アメリカ政府による、サブプライムローンの救済策を評価して、株価が上がったかと思うと、雇用統計もよく、続伸、、、その後、FOMCの利下げが思いのほか小さかったため、失望、下げ、その後、見直し、リバウンド、反落と、言った状況です。

そして、週末に来る最後の波乱要因が、メジャーSQです。

SQとは、株式先物取引や株価指数オプション取引の最終決済を行うための価格(=清算指数)のことを言います(毎月、第二金曜日)。
通常、現物よりも先物の方が金利が乗って高い値段がつきます。ただし、それらは、清算のタイミングで、同値になります。
このとき、先物を売って現物を買っていた人(固く利ざやを稼いでいた人)の反対売買が行われるため、SQ前後は、株価が乱高下すると言われています。

そして、SQのうち、四半期ごとの大きなシメがメジャーSQなのです。

今月の12月14日(つまり明日)は、メジャーSQにあたるため、いろんな市況変動要因とあいまって、今週は株価が乱高下しやすかったのですね。。。




2007年12月06日(Thu)▲ページの先頭へ
サブプライムローン救済策と徳政令
アメリカのサブプライムローンの問題ですが、とうとう、アメリカ政府は禁じ手を出してきたようです。

サブプライムローンの怖いところは、返済金額が最初の数年は少ないのですが、その後は、ドーンと返済金額が上がってしまうことです。(日本の住宅ローンでいうところの「ゆとり返済」と同じ)

ところが、アメリカ政府の出した政策は、ある一定の条件を満たした借手のばあい、金利そのまま据え置くことを可能にするとか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071206-00000913-san-int

たしかに、この政策は、サブプライムローンの問題を緩和させる妙案のようにも思えます。

ただ、ほんとにこの政策は良策なんでしょうか?

問題を先送りしているようにも見えますし、政府による経済への介入です。これって、鎌倉時代に出た徳政令とある意味同じではないでしょうか。

徳政令とは、朝廷、幕府などが債権の放棄などを命じた法令です。これにより、一時的に武士(御家人)は、助かりました。ところが、これが出されることにより貨幣経済に対する信用(国の信用)を崩壊させ、幕府の崩壊につながっていきました。
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_13.htm

アメリカのこのサブプライムローン救済策も、アメリカの巨大経済をささえる貨幣経済、資本主義経済に対する信用を揺るがすのではないかと心配するのですが、、、、、考えすぎでしょうか?



2007年11月30日(Fri)▲ページの先頭へ
中国不動産バブルの崩壊
今年の夏、上海に行ったときのことです。
空港から、上海市内のホテルに移動する途中で、豪華で馬鹿でかいビルがいくつも見えました。

ガイドの方に、「あれは何ですか?」とお聞きすると
「あれは、マンションです」
「どんな人が住んでるんですか?」
「お金持ちの人たちです。われわれでは、とてもあそこには住めません」
とのこと。
そんなビルがそこかしこに。

どうも、中国のリッチマンが住んでるだけではなく、投資運用目的でもたれているようです。

もっとも、日本の不動産バブルでもお分かりのように、不動産が右肩上がりで無限に続くわけはなく、いずれは値段が下がることもあるのでしょうが、、、あまりそうしたリスクを感じているとは思われません(資本主義経済に不慣れなのでしょうか)。

 中国は、近年非常な高度成長をしていますが、経済というのは一直線で成長することは、あまりありません。来年は北京オリンピック 2010年は上海万博がありますが、その後におこるかもしれない、リセッション(不況)はとても心配です。

特に今の日本経済において、顧客としての中国、生産拠点としての中国は無視できない存在になってますから、その影響をもっとも受けるのは日本かもしれません。


2007年11月28日(Wed)▲ページの先頭へ
政府系ファンド(SWF)とは
先日、サブプライムローンの影響で、市況が悪い中、値をあげている株がありました。
しらべてみると、どうも産油国系の資金を運用する投資ファンド(いわゆる政府系ファンド)が買っているとか。

政府系ファンド(Sovereign Wealth Fund)とは、中東諸国やロシアが原油の売買で得たオイルマネーを運用したり、中国が外貨準備高の一部を運用したりするものです。

世界経済が信用収縮している時代の貴重な買い手であるのですが、その影響力の大きさ、運用内容の不透明さ、資金運用を超えた思惑(経営への介入※)がないという保証もなく、、、「諸手をあげて歓迎すべき買い手」というわけでもないようです。

特に、世界経済の成長から出遅れの状態で、今回のサブプライムローンの余波を受けている状態の日本は、その経済の底堅さを見直すことで、これらの政府系ファンドの絶好の買い場になる可能性があります。


2007年11月27日(Tue)▲ページの先頭へ
地域活性化イベント
先日の連休、いろんなところで、地域活性化のイベントが開催されていたようで、2つほど見に行ってきました。

一つは、郡山であったピカメッセ。
松下の工場を開放して、地場企業のブース、フリーマーケット、出店などが出ていて、ここ数年毎年行っています。
今年の出店は、イラン、トルコ、メキシコ、ギリシャなどの珍しい地域の料理の屋台が出ていて、ちょっと変わった料理をいただきました。あと、農協などが出している米や野菜も結構お得。ただ、肝心の企業紹介ブースについては、食品、飲食など一般消費者向けの商品を売ってる企業はそこそこあつまってましたが、それ以外は、それほど盛り上がってる様子もなく、地域活性化のためには、もう一工夫いるのかもしれません。
http://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/wave/genki/fea/pica2/index.htm


そのあと、広陵町でやっている、靴下市に行ってきました。こちらは、地場産業の靴下メーカーが地域の人に安く直売していて、こちらは、イベントと地場産業の地元への周知がマッチしていて、結構おもしろい。
http://www.koryonet.or.jp/hanbai/newpage37.htm
私の靴下一年分をここで購入してきました。

あと、河合町の「つけもと」さんも、出店で商品(漬物の素)を販売していたので、いくつか購入しました。特にからし漬の素がおすすめ。

http://www.tsukemoto.co.jp/jp/index.html


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