サブプライムローンとは



2007年03月20日(Tue)
サブプライムローンとは
 アメリカでサブプライムローンの不良債権化が問題となってきています。
サブプライムローンとは、次のようなものを言います。
プライムとは優遇という意味です(優遇金利のことをプライムレートなどといいますね)。プライムローンというのは金利面で優遇された貸付のことをいいます。
で、問題のサブプライムローンとは、サブということなのだから、プライムローンに次ぐ優遇ということというイメージでとらえがちです(まあそれでも間違いではありませんが)。しかし、実態は、信用度の低い人(貸しても返してくれなくなる危険が高い人)でも、金利が高くなりますが、貸してあげてもいいですよという高利のローンと考えたほうが正確です。

今回不良債権化しているのは、住宅サブプライムローンのことで、このおかげで今まで住宅が買えなかった人でも、なんとか買えるようになりました。

ところで、なぜこんな金融商品が成立したかというと、アメリカの不動産が右肩上がりで上昇を続けていたからです。
当然、信用度の低い人への貸付ですから、返せなくなることがあります。それでも、担保に取っていた不動産を処分すれば、金融機関は、金利を含めて債権回収が十分可能であり、おいしい商品であったからです。

ところが、最近、不動産が右肩上がりであがることがなくなり、このシナリオが成立しなくなりました。債権者がサブプライムローンを返せなくなると、不動産を処分しても相当程度の焦げ付き、貸し倒れが発生することになります。
しかも、サブプライムローンの中にはゆとり返済のように数年後に返済額が上がるものが多く、その時点で問題が表面化することも、、、

この話を聞いて、「どこかで聞いた話」と思われたに違いありません。
日本の不動産バブル崩壊や住宅ローン問題とほぼ同じ状況だからです※※。

どこの国であっても、人間のやることですので、同じような問題に突き当たるようです。

なお、このサブプライムローンの不良債権化、破綻問題は、日本経済も無関係ではありません。サブプライムローンを貸し込んでる金融機関(グループ)がキャッシュを確保するため、手持ちの有価証券(ちょっと上がった日本株)を世界の市場でドッと売却(利益確定)していくからです。

※この不動産バブル崩壊の影響は長く、今でも、バブル時代に無理して住宅を購入して二束三文で売却した確定申告書を書くことが少なくありません。


   



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