エンドユーザーコンピューティングの功罪 |
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2007年09月27日(Thu)
エンドユーザーコンピューティングの功罪
各企業のIT統制を見ていると、現場で必要な経営資料は、エクセル等をつかって現場の担当者が作成し、企業のシステム部門はその素材(基幹システムから抽出できるデータ)を提供することが多くなっています。
いわゆる、エンドユーザーコンピューティングというやつで、これにより、システム部門はユーザー部門からの膨大な要求から解放されることができ、またユーザー部門もシステム部門の対応を待つことなく、現場で必要な情報をスピーディーに入手、配布することができるようになります。 たしかにメリットも多く、一時期もてはやされた考え方ですが、問題もあります。 たとえば、内部統制という考え方からいえば、システム部門では、厳しい管理(セキュリティー)が要求されており、不正や誤謬がシステム部門の仕事では発生しないような仕組みが構築されつつあります。ところが、エンドユーザーコンピューティングということで、情報処理工程が、ひとたび、システム的内部統制の枠外にでてしまうと、そこから生み出された結果は、内部統制の仕組みによって保証されたものではなくなります(エクセルシートをつくった人の能力に依拠することに)。 基幹システムじゃないから、問題ないという人も居ますが、間違った経営資料をもとに誤った判断が下される危険性は、基幹システムも、エンドユーザーがつくった経営資料も同様です。また、エンドユーザーの作るエクセルシートなどは文書化されているとは限らず、作った人の好みややり方に大きく依存するため、担当者が変わると、今まで提出されていた経営資料が適時に出なくなることもしばしば、、、 (IT面をチェックするときに、このあたりのことをどうすればよいのか悩むことも!エクセルは、うまくつかえば現場の生産性を大きく高めるツールですが内部統制のことを考えると、、、) 何事にも、良い面と悪い面があるようですね。 |
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カレンダ
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