セカンドオピニオン



2007年06月18日(Mon)
セカンドオピニオン
 セカンドオピニオンという言葉があります。

「よりよい決定をするために、もう一人の人から聴取する意見」のことをいいます。
よく使われるのはお医者さんの世界です。患者さんが、一人のお医者さんの診断だけでなく他の専門医の意見も合わせて聞いて、自分自身の健康状態とどのような治療をすべきなのかをより正確に判断することを言います。

「おれの診断を信用できないのか?」と怒るお医者さんもたまにおられますが、最近は、セカンドオピニオンの考え方が広まってきており、理解を示される先生も少なくありません。

このセカンドオピニオンの考え方が、他の専門業種にも広がってきています。

ただ、会計監査人(公認会計士監査)の世界では、注意が必要です。
たとえば、会計監査人が、決算書に「適正意見」をつけないからといって、別の会計監査人の意見を聞いて、そっちに乗り換えるということなら問題があります。

お医者さんの意見が間違っていれば、被害を受けるのは自分自身ですが、会計監査人の意見が間違ったとき、被害を受けるのは、経営者(社長)ではなくて、株主だからです。

ですので、会計監査人の世界でセカンドオピニオンという考え方があるとすると、現在の会計監査人の意見表明に疑義があるとかんがえた株主や会社のお目付け役であるべき監査役(会)や社外取締役の要請により、財務諸表を再チェックしてもらう場合に限ることになるのでしょう。


会計監査人の監査業務の品質を確保するために、第三者の会計監査人がチェックしたり、役所が検査したりする制度もありますが、趣旨はかなり違います。


   



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