計数感覚の欠如 |
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2007年05月21日(Mon)
計数感覚の欠如
われわれは、就職してからずっと数字を扱ってきたので、ほかの人より多少数字にたいする感覚が鋭くなっているかもしれません。
(同業者の中には、いくつも数字を書いてある紙をサラッとひと目見ただけで、「合計×××××円、一人頭○○○○円づつだね」と計算できたりする凄い人がいたりします。 「うそやろ!」といって検算するとピッタリあってることが不思議、、、) ところが起業をはじめた人の中には、数字の感覚が弱い人がいます。(反対に人を引っ張っていく力(人間力)が凄かったりするのですが、)数字に弱いのは経営者としては致命的です。少なくとも平均以上の計数感覚が必要です。 多少でも商売をやった人には、信じられないかもしれませんが、私が実際にお会いした人で、次のような話をしたこと(商売の初心者)があります。 1、間接経費が抜けている! 「おかしい!700円のものを1000円で販売しているのにちっともお金が残らない? 損するはずないと思うんだけどなあ!」 700円のものを1000円で販売したら確かに300円儲かります。ただし、家賃も払わないといけません。水道光熱費もかかります。人を雇えば人件費も、、、 間接経費もまかないうために、300円のものを1000円で売れるように工夫しないと、なかなか儲かるようにはなりません。 (織田作之助の「夫婦善哉」にもこんな話がでてきますね) 2、借入金やもらったお金を当てにしてはいけない。 「収支はいつも黒字なのに、どんどん苦しくなってくるのよね?」 「え?どうしてなんですか!」と明細を見せてもらうと 収入の部に借入金収入やたまたま貰った補助金収入が売上金と一緒に上がっていて、、、 「だめですよ、売上と仕入、人件費と経費を経常収支としていったん計算して、借入金やたまたま貰ったお金、借入金の返済は財務収支として別に計算しなくちゃいけませんよ」 収支が黒字なのはあたりまえ(赤字なら倒産です)。経常収支を黒字にしないと意味がありません!! 3、今さえよければ、、、 「経常収支は黒字です。これって健全経営ですよね!」 いえいえ、経常収支が黒字でもそれは今すぐ倒産しないというだけです。 今もってる設備(店舗なら内装、工場の機械、等々)も何年かすると陳腐化してしまいます。そのとき、あらたな設備投資をやらなくても、事業をやっていけますか? 企業会計では、お金は出て行かないけど設備投資の額を数年づつ経費として処理していく手続き(減価償却)があります。
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